アスペン

2022年9月24日

アスペンのフラワーエッセンスはどんなときに使える?

フラワーエッセンス・アスペン

アスペンはエドワード・バッチが
亡くなる前年の1935年につくった
セカンドナインティーンの
19のフラワーエッセンスの中の1つで、
「恐れ」のカテゴリーに含まれています。

アスペンのフラワーエッセンスは、
対象のはっきりしない
漠然とした恐れや
何かよくないことが起こるのではないか
といった不安を感じるときに

使うことができます。

しかし不安感や恐れを、
なかったことにしたり、
押さえ込んだり、
自分から切り離したりしてくれる
わけではありません。

アスペンと風の関係

そのあたりのことを
植物の姿かたちから考えてみましょう。

アスベンはヤナギの仲間
(そう、ウィロウの仲間なのですが)、
ヤナギ科は大きく
ヤナギ亜科とヤマナラシ亜科
とに分かれます。

アスペンは日本では
ヨーロッパヤマナラシ」と呼ばれていて、
ヤマナラシ亜科の中の
ヤマナラシ属に分類されます。

日本にもアスペンの近縁種の
「ヤマナラシ」という植物があります。

「ヤマナラシ(山鳴らし)」という名前は、
わずかな風にも葉がはためいて
音を立てるところから

ついた名前のようです。

風が吹くとヤマナラシの木が
サーッという音を立てる。
家の中にいてもわかる。
あー、今日も山が鳴ってる。
風が吹いてる・・・
という感じでしょうか。

※中央の3本がアスペンの木です(@東北大学附属植物園)

ヤマナラシ属は、
一般に葉柄(ようへい)が長くて、
しかもその断面は
縦に平たくなっていて
横幅よりも縦の幅の方が
広いのが特徴です。

つまり、少しの風にも
揺れやすい構造になっているのです。

※葉柄(ようへい)が長くて、(白い矢印で示した部分の)断面は縦に平たくなっていて横幅よりも縦の幅の方が広い。

ヤマナラシ属の名前を調べてみると、
東北地方のある地域では
ヤマナラシのことを
「ヨメフリ」と呼ぶそうです。

ヨメフリは「夜雨降り」と書きます。
「ヨル・アメ・フリ」!
夜家の中で聞く、
風を受けて鳴るヤマナラシの音は、
雨降りかと間違えるような音なんでしょうね。

さらに興味深いのは、
ヤマナラシ属の名前が
風との関係に由来するのは
日本だけではないことです。

中国では「風響樹」
という名前がついているそうです。
そして、
そもそも学名のPopulusには
「さらさら鳴る」「震える」
という語源があるといわれています。(*2)

地域や文化が違っても、
風との関係が
この植物の名前の
由来になっていることは
物凄く興味深いですね。

その植物を人がどのように
経験するかということは、
個人を超えて
私たち人間が
普遍的に共有する記憶にも
なり得るのかもしれません。

アスペンが助けになるタイプと植物としてのアスペンのジェスチャーの関係

アスベンの葉が
微かな風にもはためいて
音を立てる仕草(ジェスチャー)は、
フラワーエッセンスの・アスペンが
助けになる人のタイプを
イメージするときの参考になります。

アスペン・タイプの人の意識が
周囲に広がりすぎて
無意識に
未知の得体の知れないものを
感じ取って、
漠然とした説明のつかない不安感を
抱く
イメージと重なります。

アスペンの木全体を見ると、
空に向かってまっすぐに伸びる
幹が印象的です。

風にはためく葉と大地をつなぐ
しっかりとした太い幹があります。

周辺にばかり意識が広がって
大地との関係を失うと、
それは過敏さとなって
不安や恐怖につながりますが、
アスペンの木には
その中心に大地との関係を
しっかりと保つ
堂々とした幹が存在します

青い空を背景に
すっくと立つその姿は、
未知の風の中へ
わが身を置き、
風を感じ、風を受けとめながら、
天を目指して立つ
力強さと自由さをもっています。

アスベンの葉が微かな風にも
はためいて音を立てる
ジェスチャー自体は、
ネガティブとかポジティブとか
一つに意味づけすることのできない、
アスペンの個性です。

アスペンのフラワーエッセンス
アスペンの植物の存在全体が
思い出されてくれるのは、
大地と空の間で
風を受けながら
空を目指して立つ
自由で力強い生命力が、
アスペン・タイプの人の
たましいにも
同じようにある

ということだと思います。

アスペンのフラワーエッセンスにできるのは、
その個性を主体的に創造的に
生きる手助けです。

フラワーエッセンス・アスペンと共鳴する心

【経験しやすいパターン】
・目に見えないものへの恐れ。漠然とした説明のつかない不安感や悪夢。恐れの対象が曖昧で形容しがたい。無意識のレベルで恐怖心や何かよくないことが起こるのではないかという不安感に悩まされる。

【目覚めようとしている性質】
・信頼と自信をもって、未知のものや見えない世界に向き合うことができる。

日常生活で使う

・何かよくないことが起こるのではないかというような不安感に。

・アストラルの領域に知らないうちに引き込まれて、そのネガティブな影響におびえるような敏感な子供や大人に。

・事故の後に不安で再び通常の行動を始めることができないとき。

・リアルな感覚を引き起こすような悪夢から目覚めた後に、ひどくどきどきするような恐れを感じたとき。

体験談

アスペンの写真

アスペン (ヨーロッパヤマナラシ)
アスペン (ヨーロッパヤマナラシ)
アスペン (ヨーロッパヤマナラシ) の葉

参考文献

・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳 BABジャパン、2003

・『週間 朝日百科82 世界の植物 ヤナギ・クルミ』

TREES FOR LIFE

・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936

・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990

Posted by daisuke takahara