ハニーサックル

2022年5月5日

フラワーエッセンス・ハニーサックル

ハニーサックル

エドワード・バッチ医師はハニーサックルについて次のように述べています。

過去にとらわれている人に。おそらく、とても幸せだった時や、亡くなった親しい人の思い出に、また、かなえられなかった目標や大きな夢の中に生きています。過去に経験した以上の幸せを期待していない人です。

エドワード・バッチ (ジュリアン・バーナード編) 『エドワード・バッチ著作集』 BABジャパン 62p

ハニーサックルのフラワーエッセンスが響く典型的なタイプは、気が付くと、今と比べてよかった過去のことばかり考えていたり、叶わなかった願いや夢に浸ったり、あの時ああしておけばこんなふうになったんじゃないかという考えにとらわれたり…。そうやって意識が過去と過去に関する世界に向けられるパターンがあります。

ハニーサックルのフラワーエッセンスは、意識が過去に留まったまま前に進めないようなときに、過去に使っていたエネルギーを今に向け直し創造的に使えるよう助けます。たとえば、今と比べてよかった過去のことばかり考えていたり、叶わなかった願いや夢に浸ったり…。

あるいは、大切な人を亡くしてしまったり、大切な場所を離れたりすると、意識がそこに留まったまま前に進めないようなことは、ハニーサックルのタイプでなくても誰にでも起こりうることだと思います。ホームシックになったり、年齢を重ねることを若さを失うこととイコールに考えすぎて、受け入れがたいく感じたりするようなときにも、ハニーサックルのフラワーエッセンスは過去に向かっているエネルギーを今に向け直し、創造的に使えるよう助けます。変化を受け入れて「今」を生きるのを助けます。

フラワーエッセンスがつくられるハニーサックルの花は夕方に香りが一番強くなるようです。ジュリアン・バーナード氏も主に夜に開花すると『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(p.262)の中で述べています。ということは、主に夜に活動する蛾などの昆虫が受粉を助けていると考えられます。

香りは過去の経験の記憶と結びついていることがよくありますが、ハニーサックルの香りが昼間ではなく夜に強くなるのは、ハニーサックルのエッセンスが過去の記憶との無意識的なつながりにはたらきかけることに関連しているのかもしれません。パターンになってしまった過去とのつながりが緩んでくると、過去へ向かって流れていた意識のエネルギーを自分の中に保持して今をよりよく生きる助けになると思います。

パターンになってしまった過去とのつながりが緩んで、過去へ向かって流れていた意識のエネルギーを今をよりよく生きることに向けられます。

ハニーサックルのタイプが本来もっている可能性の種子は、大切な過去の経験を心の奥にしまって変化に背を向けるのではなくて、その経験のエッセンスを受け取り、そこに置いてきた可能性を今ここに自由に広げていく力です。

フラワーエッセンス・ハニーサックルの性質

・過去にエネルギーを注ぐのをやめて、今を創造的に生きる。

【経験しやすいパターン】
・幸せに思える過去に思いをめぐらせたり、過ぎたことを後悔したりする。今を創造的に生きるよりも、「~だったらよかったのに」という過去に住む。過去の記憶に感傷的に浸る。

日常生活で使う

・過ぎ去った日の思い出にふけったり、過ぎ去った日のことを悔やんだりする人に。

・過去の思い出に住んでいて、今を生産的に生きることができないときに。

・過去の恋愛関係に悩まされて、新しい人生を始めることができないとき。

・子どもや家族の誰かを失ったことで、通常の生活に戻れないでいるとき。

・新しい友達と会ったり、新しい友達を作ったりするときに。

・子どもが自立して家を出た母親に。

・ハニーサックルタイプの落ち込みは後悔によって起こる。そうした後悔について何もすることができないと感じさせる。

・多くのエネルギーを使って消耗したときにはいつでも。

・ホームシックに。

【動物たちのために】

・飼い主や仲間や赤ちゃんが亡くなったり、離れ離れになった動物がしずんでいるとき。

・ハニーサックルは生命力を刺激する。過度に消耗した犬ぞり犬に。長いお産を経験して消耗している動物に。

・ホームシックの動物に。訓練所や病院で家に帰るのを待っている動物たちに。

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植物としてのハニーサックルの特徴

スイカズラ科スイカズラ属 学名:Lonicera caprifolium

ハニーサックル はスイカズラ科スイカズラ属(学名:Lonicera caprifolium)の多年生の落葉低木です。日本語名の「スイカズラ」も英語名のハニーサックル(Honeysuckle)もどちらも「蜜を吸う」ことに由来する名前です。花の近くに行っただけで濃厚で甘い香りがします。

ハニーサックルはつる性で多年生の落葉低木です。葉は卵形の単葉で対生し、花序に近い部分の葉は2枚が1枚につながっていて、その中心を茎が突き抜けています。

開花期は6月~8月。花はラッパ形の花冠を持っていて、花弁の外側は赤色、内側は最初は白く、受粉すると黄色く変化していきます。甘く濃厚な香りを放ちます。赤い果実にはわずかな毒性があります。

参考文献

・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳 BABジャパン、2003

・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936

・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990

Posted by admin_takahara