ホーンビーム

2022年10月6日

フラワーエッセンス ホーンビーム/Hornbeam

フラワーエッセンス ホーンビーム

フラワーエッセンス・ホーンビームは、私たちの日常や仕事に新しい視点と気づきをもたらし、目の前のことに喜びや熱意をもって真っすぐに取り組むのを助けてくれます。

バッチ医師はホーンビームのフラワーエッセンスを「自分の人生に課された務めを果たすだけの力が、精神的、あるいは肉体的に十分ないと感じる人に」すすめています。

私たちは、自分がそれを生きることに意味があると思うものとつながっているとき、心や体の深い部分から湧いてくるエネルギーを創造的に使うことができます。けれども、そのようなつながりが失われたり、弱まってしまうと、毎日の仕事もただやり遂げなければならない重荷になってしまいます。

ホーンビームは、木材としては非常に硬い材質で、昔は道具の取っ手から馬車の車輪に至るまでたくさんの製品に使われてきたようです。実際にホーンビームの幹に触ってみるとその硬さを感じることができます。年輪を重ねると幹は写真のようにうねるような盛り上がりができます。このうねりはよく「筋肉のような」と表現されるようです。

ホーンビームの幹

一方で、ホーンビームの冬芽が展開して2, 3週間経ったころのホーンビームの若葉は、瑞々しくて新鮮で、光があたると向こう側が透けて見えるような独特の質感と緑の色合いをもっています。

ホーンビームの展開したばかりの葉

個人的には幹の硬さや存在感と対照的な若葉のみずみずしく繊細な質感がとても印象的です。この若葉のみずみずしさは、フラワーエッセンス・ホーンビームが思い出させてくれる新しい視点や新鮮なエネルギーとのつながりが感じられます。

フラワーエッセンス・ホーンビームと共鳴する心

【ホーンビームが助けになる人の経験しやすい傾向やパターン】
実際にやり始めればやり遂げることができるが、一日の仕事を前にしてそれに向き合う強さやエネルギーがないと感じる。

【パターンのなかに内在されている目覚めようとしている性質】
熱意と新鮮なエネルギーを回復する。

日常生活で使う

・その日一日に向き合いたくない重い気持ちに。

・心に、直面する強さがないと感じるときに。

・「月曜病」のような状態に。週末にはそれほどでもないが、週の初めは学校へ行くのに朝起きるのが難しい子どもたちに。

・日々の家事をこなすことができないのではないかと感じるほど疲れている主婦(主夫)に。

植物としてのホーンビームの特徴

カバノキ科クマシデ属 学名:Carpinus betulus 和名:セイヨウシデ

ホーンビーム(セイヨウシデ)はヨーロッパ、小アジア原産の落葉性の高木です。樹高は15~20メートル、まれに30メートルになります。温暖な気候、湿潤で水はけのよい土壌を好みますが、そのような土壌でなくても順応することができます。

葉は長さは4~9cmで互生し、葉脈がくっきりとしています。葉の表面を触ると、柔らかくて滑らかですが、葉脈がしっかりしているので裏面はその葉脈が指にはっきりと感じられます。花は雌雄同株で風媒花です。初夏に尾状花序の花をつけます。

ホーンビームの冬芽

ホーンビームの冬芽 (2月)
ホーンビームの冬芽 (3月)

ホーンビームの花

ホーンビーム
ホーンビームの花

ホーンビームの果実

ホーンビームの果実

ホーンビームの動画

参考文献

・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳 BABジャパン、2003

・http://www.gardeningcentral.org

・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936

・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990