ウィロウ (ウィロー)

2022年4月27日

フラワーエッセンス・ウィロウ (ウィロー)/Willow

フラワーエッセンス・ウィロウ (ウィロー)

フラワーエッセンス・ウィロウ(ウィロー)は「落胆、絶望」のカテゴリーに分類されています。バッチ医師はウィロウのフラワーエッセンスを「苦労や逆境に苦しんできた人に」(*1)、そして「こんなにひどい試練を受けるいわれはないのに」(*2)と苦々しく思っている人にすすめています。

過酷な人生が自分を不当に扱っていて、自分は被害者だと感じるような気持ち、心の奥にしまわれている苦々しい思い。

普段からこのような気持ちをたびたび感じる人もいるかもしれませんが、多くの人にとっては、そのような苦々しい思いは、心の奥の方にしまってあって普段はストレートに表に出てくることのない感情です。そして、それは外側の世界の見え方や、他者をどのように感じるかといったことに少なからず影響を与えます。

バッチ医師がウィロウのフラワーエッセンスに使ったのは、英国でゴールデンウィロウと呼ばれるセイヨウシロヤナギ Salix alba の変種 サリクス・アルバ・ウィテリナ Salix alba var. vitellinaでした。

この柳を日本で見られないかといろいろ調べてみましたが、なかなか難しいようです。東北大学植物園には「ヤナギ園」があり、ヤナギ科植物が集められています。そこにも出向いて探してみましたが残念ながら見当たりませんでした。(バッチのエッセンスの中のもう一つのヤナギ科植物、アスペンはあります!)

ウィロウは、枝を切って地面に挿しておくと根付いて成長するほど生命力が強く、成長のスピードがとても速いので、人間がさまざまな用途に利用してきました。

J.バーナード氏によれば、「ウィロウはたいてい、川岸の湿った低地に育ちます。自然に成長すれば、高さは20mに達することもあります。しかし、非常に多くの場合、この木はその前に刈り込まれます(特に昔はほとんどが刈り込まれていました)。成長している樹冠が切られ、幹は3mまで低くなります。」(*3)

日本人の私達にはあまり馴染みがないかもしれませんが、ウィロウはヴァインと同じように、人間の都合に合わせて利用されてきた歴史があります。

けれども、ウィロウは大地深く根を張って水分を吸収し、持ち前の生命力で復活を遂げます。その枝は柔軟な強さをもっています。強い風にもしなやかに応えます。

ウィロウのフラワーエッセンスは、過酷な人生の重みに押しつぶされた自分自身を内から受けとめ、内から愛するしなやかさを私達に教えてくれます。外に見ていた失望や憤りを自分の内に見出し、自分自身を愛する力へと変えて、暗い地中をその深い根で輝かせることが可能なのだと教えてくれます。

フラワーエッセンス・ウィロウ(ウィロー)の性質

・自分の人生に起こるさまざまな状況に対す る責任を受け入れ、人生と共に歩むことができる。

【経験しやすいパターン】
・憤りや敵意を感じる。自分は犠牲者だと感じ失望する。人生は不公平だという態度。

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*1, *2:エドワード バッチ、ジュリアン・バーナード編、谷口みよ子訳 『エドワード・バッチ著作集―フラワーレメディーの真髄を探る』  BABジャパン, 2008
*3:ジュリアン・バーバード 『バッチのフラワーレメディ植物のかたちとはたらき』 谷口みよ子訳 英国フラワーレメディ・プログラム 2013, p215

Posted by daisuke takahara