fbpx

スターオブベツレヘム

2021年11月11日

スターオブベツレヘム / Star of Bethlehem

ユリ科オオアマナ属 学名:Ornithogalum umbellatum 和名:オオアマナ

スターオブベツレヘム

フラワーエッセンス・スターオブベツレヘムの性質

・痛みや悲しみを和らげ癒しをもたらす。傷をやさしく包み落ち着けて内面の安らかさを回復する。

【経験しやすいパターン】
・過去のショックやトラウマによる影響が残っている。

スターオブベツレヘムを日常生活で使う

・ショックを受けたとき、たとえば:とても不安になるような知らせを聞いたとき。事故を目撃したとき。事故に巻き込まれたとき。

・トラウマやショック、とくに細胞内に記憶として残るようなものに。

・スターオブベツレヘムは慰め、苦痛を和らげます。

・男性が自分の女性性をもっと受け入れるために。

フラワーエッセンス・スターオブベツレヘムの体験談や関連する記事

内面の暗闇に光をもたらす-2…スターオブベツレヘムとゲンチアン

自分に一番響く経験をしたフラワーエッセンス「スターオブベツレヘム」

植物としてのスターオブベツレヘムの特徴

植物のスターオブベツレヘムの特徴

 

スターオブベツレヘム(オオアマナ、学名:Ornithogalum umbellatum)はユリ科オオアマナ属(オーニソガラム属)の多年生の帰化植物です。原産はヨーロッパ、南西アジア。

属名のornithogalumはギリシャ語でornithos(鳥)とgala(牛乳)で、鳥のミルクという意味。花の白に由来していると思われます。小種名のumbellaはラテン語で傘、または散形花序という意味で、花のつき方を表しています。

また、英名のStar of Bethlehem(スターオブベツレヘム)という名前は、イエスが生まれるときに、空に輝いたとされる「ベツレヘムの星」に由来します。聖書では、東方の三博士(とうほうのさんはかせ:新約聖書に登場し、イエスの誕生のときにやってきて、これを拝んだといわれる人物)は「ベツレヘムの星」によってイエスが生まれたことを知り、生まれたばかりのイエスのもとにやってきました。「ベツレヘムの星」が実際にどのような現象だったのかについては、惑星の会合、超新星、彗星などいくつか説があります。

また、聖書には「鳩の糞(dove’s dung)」という記述がありますが、それはオーニソガラム属の植物の球根のことで、当時は食用として売られていたと考えられています。

英名では他にNap-at-Noon, Eleven-o’clock Ladyなどがありますが、どちらもこの花が午前中の遅い時間に開花することから名づけられたと考えられます。

花の形は均等な六ぼう星です。ユリ科に特徴的なこの形は、生命の調和を表しているといわれています。つまり、大地から天に向かう上向きの三角形と天から大地に向かう下向きの三角形が重なりあった形です。これは地上に向かう天の力(神性)と天に向かう地上の力(物質性)の重なりで、生命の中に存在する二つの力の調和を表しています。

日本では4月の終わりごろに直径3cmほどの白い花を咲かせます。花被片は6枚で、外側は白い縁取りのある緑色です。

スターオブベツレヘムのメタモルフォーゼ

※以下はスターオブベツレヘム(Ornithogalum umbellatum)の写真です。

スターオブベツレヘムの葉の変化

スターオブベツレヘムの葉(2020/2/26)
スターオブベツレヘムの葉(2020/2/26)

スターオブベツレヘムが地上に葉を出し始めるのは冬至のころですが、それが少しずつ伸びて2月下旬の時点ではこんな感じです。最初の葉は写真のように太くて棒状でほとんど真っすぐ上に向かって伸びますが、もっと季節が進んでくるとだんだん細い葉も出てきて、葉を地面に横たえるようになります。

最初に地面から顔を出した葉は内側に空間があり、丸太船の内部のようなつくりになっています。それが3月の中旬になると、次々と何本も細い葉が出てきます。

この細い葉の形を観察してみると、最初の葉のように内側の空間がハッキリしなくなっています。確かに内部に溝のような空間があるものもありますが、それはだんだん細く浅くなっていきます。そして、ほとんど棒状の葉も現れてきます。

下の1枚目の写真の葉は細いけれども、溝ははっきりと確認できます。2枚目の写真の葉は溝の構造見られません。

3月下旬になると地面から花芽が顔を出します。

スターオブベツレヘムの花芽(2020/3/26)
スターオブベツレヘムの花芽(2020/3/26)

 

スターオブベツレヘムの開花

スターオブベツレヘムには葉や蕾に「包み込む」ジェスチャーを見ることができます。1月に土から出てくる葉は分厚くしっかりしていて中央に溝がありますが、この形は4月の初めに土の中から現れてくる蕾を包む苞に通じる形だろうと思います。

もう一つ印象的なのは、最初に現れる葉は太く肉厚ですが、蕾が現れるころには葉は細くなり、最初の葉にあった中央の溝もほとんど見られません。この細い葉は柔らかく地面を覆うこともありますが、その様子は水の流れのようにも感じられます。

スターオブベツレヘムの形

六芒星

スターオブベツレヘムの「包み込む/開く」ジェスチャーは、地中の球根の鱗片にも見られます。球根の鱗片は基本的に包み込む形をしているので、球根をもっている植物にはある程度共通の形です。それが葉から花へと変化していくときの形やその過程は、一つひとつの植物によって違います。

ところで、スターオブベツレヘムは花を真上から見ると、6枚の花被片(3枚の花弁と3枚の萼)が美しい対称性をもっていることがわかりますね。六芒星に近い幾何学的な形です。スターオブベツレヘムという名前もこの花の形に由来しているのでしょう。

私たちは普段あまり花がどんな形をしているかを意識することは少ないかもしれませんが、花の形とフラワーエッセンスの性質の間には一定の傾向があると考えられています。この分野での研究は、フラワーエッセンス療法の発展を目指す研究機関でもある北アメリカのFES(Flower Essence Society)やイギリスのHealing Herbsがよく知られています。

花の幾何学的な特徴は、花被片の数によって「十字」のものもあれば、「五芒星」のものもあります。スターオブベツレヘムのように六芒星のものもあります。

ここからは文字通り、ではなく象徴として読んでいただければと思います。六芒星は上向きの三角形と下向きの三角形が組み合わさった形です。上向きの三角形は地上から天に向かう動きの象徴として、下向きの三角形は天から地上に向かう動きの象徴としてとらえらることができます。つまり、魂が天から携えてきたものを地上に表そうとするはたらきと、魂が地上で経験して得た知恵を天に返そうとするはたらきが重なり合った形として見ることができるわけですね。その二つが交わる存在こそ人間ということになるのですが、六芒星はその二つの動きのバランスが完璧に保たれている形の象徴と見ることができます。

上向きの三角形
上向きの三角形
下向きの三角形
下向きの三角形
六芒星
六芒星
スターオブベツレヘムの六芒星
スターオブベツレヘムの六芒星

フラワーエッセンス・レパートリーには「ユリ科に多い星のような六芒星形の花は、天の領域の純粋な調和を反映している。」(*1)とあります。

形のもつ象徴を、知的に理解するだけでなく、実際に花に会い行ったり、観察を繰り返したり、スケッチすることで、体験的に理解することが大事だと思います。

 

参考文献

*1:パトリシア・カミンスキ―/リチャード・キャッツ  『フラワーエッセンス・レパートリー』 王由衣訳 BABジャパン、2001

・中島 路可 『聖書の植物物語』 、ミルトス、2000

・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳、BABジャパン、2003

・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936

・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990

Posted by admin_takahara