フラワーエッセンスと植物の間に橋を架ける

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一昨日のSEED3の第9回は、FES(Flower Essence Society)のフラワーエッセンスについての学びでした。僕の中でFESはフラワーエッセンスを始めることになった原点といってもいいのですが、もっとも感謝し尊敬している点は、共同ディレクターのお二人(パトリシア・カミンスキ氏とリチャード・キャッツ氏)によってなされたフラワーエッセンスと植物の間に「橋を架ける」という仕事、つまり、フラワーエッセンスの世界に植物観察・植物研究リサーチの手法が導入された点です。

『フラワーエッセンス・レパートリー』にはジュリアン・バーナード氏の著書『生命エネルギーのパターン』の中の記述を引用して次のように書かれています。

―ある時点でバックのリサーチは跳躍を遂げた。しかしそれがどこで、どのように起こったのかを見つけるのは難しい。1928年、まだ細菌学者として働きながら、自らの開発したワクチンに相当するようなものをハーブの中で探していた頃、彼は川縁の土手を歩いていた― と、ふいに、新しい癒しの力を持った花を薄いガラスの器の中で活性化しながら、対岸の土手に現れたのである。

 

ここで、可能な選択がある。バックを川の対岸にそのまま残して、「それは人知を超えた洞察とインスピレーションであった」と見なすこと。もう一つはエッセンスがなぜ、どのように働くのかについてより深く理解するため、向こう岸へとつながる橋を築くことだ。最初の選択肢を好む人の手元にはバックの癒しの体系が残り、その業績の果実を喜ぶことができる。その説明は、彼がずば抜けて繊細な人間であり、道をさまよい歩き、導かれ、苦しみと個人的な苦労を通してエッセンスを発見したというものだ。それは盲目の苦痛に満ちた発見の道のりである。しかしバックの業績、その著述やフラワーエッセンスは、別の視点をとることを促す。それにはより多くの努力が要求されるが、またいっそうの報いをもたらすものだ」

 

まさにこの理解の橋を求めての探求こそ、そして人間の魂の言語に対応する花のアーキタイプの言語を学ぶことこそが、フラワーエッセンス協会(FES)の創設の動機であり、FESにおいて植物研究とフラワーエッセンスの臨床研究が強調される理由である。(*1)

エドワード・バッチ(バック)医師が僕らに残してくれたのは、自然の花からフラワーレメディ(フラワーエッセンス)をつくる方法と、38種類のレメディの体系ですね。

シンプルな文章を理解することができれば誰でも使える38種類の花のアーキタイプの体系は変えようがありませんが、自然の中に出かけて行き響き合う花(植物)と出会って花のアーキタイプを理解する方法(その延長線上に自分のためにフラワーエッセンスをつくる作業があると思います)は、もっともっと研究されていいし、開かれていいことだと思います。

植物と人間の生きた関係、自然と人間の生きた関係を土台にしているフラワーエッセンスの果たす役割は、大きな意味では外側の自然と私たちの内側の自然の関係を再び築きなおすことだと思います。

植物との、自然との、そのような響き合いを経験することは人間にとって本当に幸せなことだと思います。枯れかけている内なる自然を復活させ緑豊かなものにしてくれます。そういう幸せを思い出していく人が一人ずつ増えていけば、きっと社会も幸せになっていくと考えています。

 

*1:パトリシア・カミンスキ、リチャード・キャッツ 『フラワーエッセンス・レパートリー』 王由衣訳、BABジャパン、2001、59-60p

パトリシア・カミンスキ氏とリチャード・キャッツ氏

FESのパトリシア・カミンスキ氏とリチャード・キャッツ氏(シャスタデイジーの前で。2000年)

 

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