フラワーエッセンスと植物の間に橋を架ける(2)

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「フラワーエッセンスと植物の間に橋を架ける」、それはバッチ先生が望んだことに反するのでしょうか?

僕はそうは思わないんですね。確かに38種類のフラワーレメディの体系は魂のロードマップとして完成された一つの体系だと思います。バッチ先生は途中、十二宮などの星座のアーキタイプや肉体組織との関連づけなど、いろいろな試みもされたようですが、(*1)、最終的にはシンプルな文章を理解すれば誰でも使えるような形にしました。その意図について考えてみることはとても価値のあることだと思います。

 

しかし、そのことは「フラワーエッセンスと植物の間に橋を架ける」ことを望まなかったということにはならないと思います。1934年版の『12の癒し手と7つの助け手』には、「以上のように、この治療体系では、あらゆることが自分でできます。望めば、植物を見つけてレメディーを作ることさえ、自分でできるのです。」(*1)とあります。

この部分は最終的には削除されましたが、それでもフラワーレメディのつくり方についてはずっと記載されていたことを考えると、バッチ先生が望んだことは、私たち一人ひとりが植物と自分のたましいが響き合うことを経験することではなかったかと思います。バッチ先生がそうであったように。

 

しかし、レメディーの製法に関する説明は1979年に『12ヒーラーズとその他のレメディ―』から削除されました。それは果たしてバッチ先生が望んでいたことなんでしょうか?

ジュリアン・バーナードさんが『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』の序文で「バッチ」が商標になるかという裁判の話からはじめなければならなかった理由は、同じ問いかけが根底にあるように思います。

 

そして面白い偶然があります。いや偶然ではないのかもしれません。意識的に意図されたタイミングだったのかもしれません。ちょうど、レメディーの製法に関する記述が『12ヒーラーズとその他のレメディ―』から削除されたその年に、「人間の魂の言語に対応する花のアーキタイプの言語を学ぶこと」(*2)を創設の動機に掲げたFES(Flower Essence Society)が設立されたんですね。

バッチ先生が本当に望んでいたこと、みなさんはどう思われますか。

 

*1:エドワードバッチ著、ジュリアンバーナード編 谷口みよ子訳 『エドワード・バッチ著作集』 BABジャパン 2008 88p
*2:パトリシア・カミンスキ、リチャード・キャッツ 『フラワーエッセンス・レパートリー』 王由衣訳、BABジャパン、2001、59-60p
参考:『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』のブログ

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ

 

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