エルム(ヨーロッパニレ)の開花と樹形、フラワーエッセンスの作用
バッチフラワーレメディーの後半の19の中で最初のエッセンスはチェリープラムですが、それはイギリスで最初に開花するのがチェリープラムだということですね。セカンド19はすべて1935年につくられたので、開花の順番がつくられた順番ということになります。
で、チェリープラムプラムの次に開花するのはエルムです。
日本での開花の順番はちょっと違うのですが・・・。
チェリープラム(ミロバランスモモ)は大阪市立大学理学部附属植物園や、筑波実験植物園にあります。大阪では毎年チェリープラムの観察会を行っていて、開花(満開)は毎年3月25日前後です。
エルム(ヨーロッパニレ、オウシュウニレ)は小石川植物園にあって開花は3月10日ごろなので、日本での開花はエルムが最初で、次がチェリープラムという順番になります。
エルムのフラワーエッセンスが助けになるのは、引き受けた役割や仕事の重荷に圧倒されて自分の能力に自信を無くし落ち込んでしまうようなときですね。
バッチ先生はエルムを「落胆、失望」のカテゴリーに分類していますから、エルムはただ自分の能力に自信が持てないというだけでなく、期待に答えようとして役割や仕事を引き受けるんだけれども、重荷に感じて自分自身に失望したり、情けなくなったり、消耗してしまったりするパターンがあるときに、再び自分への軽やかな信頼を取り戻すのを助けてくれます。
僕が初めてエルムを見たのは12月の小石川植物園でした。すべて葉を落としていた時期で樹形全体がよくわかりました。堂々とした立派な幹が印象的でした。同時に幹とは対照的に、どんどん分岐して先端ではとても細くなる枝の細やかさが際立っていて、その二つのコントラストがとても印象的でした。
堂々とした姿ですが重くはなく、細やかで隅々にまでエネルギーが行き届いているような暖かさと軽やかさが、開花したエルムには感じられます。エルムのもっているそのようなジェスチャーが、再び軽やかな信頼を取り戻すのを助けてくれるのかもしれませんね。


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