フラワーエッセンス・・・植物の世界と人間のこころが触れ合うところ-2
「フラワーエッセンス・・・植物の世界と人間のこころが触れ合うところ-1」からのつづきです。
「花」がもっている立体的な構造
植物は茎を伸ばし、平面的な構造をした緑の葉を広げて光合成をし、生長していきます。
けれども、そういう植物が平面的な構造から形を変え、緑の世界を出る時間があります。
それが「花」です。
花になると、それまで平面的で緑だった葉は、
突然色や香りをもち、多少なりとも空間的になります。
ある程度立体的な構造をつくって、
内部空間といえるような空間をつくり出す花もたくさんあります。
植物が動物の世界にもっとも近づくとき
形や色から見ると、花は植物でありながら内部に空間をもち、
内的世界をもっている動物や人間のあり方にいくらか近づいているといえます。
現に花には蜜や花粉を求めて動物がやってきます。
それは、植物が花のタイミングでもっとも動物の世界に近づくから。
花は植物の世界と動物の世界が触れ合う時間です。
花とこころ
だからこそ、花は僕らの内的世界と自然に響き合うことができます。
道端に咲く小さな花を見つけて、
思わず「おっ!」とか、「わぁー!」とか言ってしまう理由です。
花は、植物の言葉がより僕らのこころに届きやすい言葉に翻訳されるときなのです。
自然の秩序から決して外れることのない植物のあり方に
僕らのこころは花を通して触れることができます。
フラワーエッセンスはそれを可能にしてくれます。
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