フラワーエッセンスを社会に根付かせていく
フラワーエッセンスを社会に根付かせていく
フラワーエッセンスを社会に根付かせていくことは、決して簡単なことではないと思いますが、力を尽くしていきたいと思います。本当に届けたいところにフラワーエッセンスを届けるには、一部のマニアな人だけのものではなく、できるだけ一般の人にも受け入れやすい形でフラワーエッセンスを伝えていくことが大事だと思います。
FESの功績
フラワーエッセンスを開発したエドワード・バッチ医師は、フラワーエッセンスと植物の関係についてはほとんど何も言及しませんでした。フラワーエッセンスと植物の間に橋を架ける仕事をしたのは、北アメリカのフラワーエッセンス研究機関であり、フラワーエッセンスメーカーでもある、FES(Flower Essence Society / Flower Essence Service)です。
FES の大きな功績は、フラワーエッセンスの世界に植物観察/研究とリサーチの手法を導入したことです。それまでフラワーエッセンスを使う人は、作り手の「このエッセンスには〇〇の効果がある」という言葉と共にエッセンスを受け取るだけの一方通行でしたが、FESがおこなったことは、植物とエッセンスの作用の関係を探求し、効果をリサーチによって確認する手法を取り入れたことです。
植物と人の心の関係
私たち日本人は古くから外側の自然と内面を重ね合わせて歌に詠むという文化をもっているので、FESが示してくれたように植物とフラワーエッセンスの関係を入り口にすればフラワーエッセンスはとても受け入れやすいのではないかと思います。フラワーエッセンスと植物のつながりを体験的に学ぶことは、フラワーエッセンスをより地に足のついたものにしてくれます。
Seeds of Angelicaは、植物/フラワーエッセンスと人の心の関係を次のように考えています。
1.私たちは植物と同じ自然(いのち)を共有している。
2.植物が葉、萼、花弁、雄しべ雌しべ、果実、種子へと姿かたちを変えていく過程を可能にしている力は、私たちの体や心にも同じようにもはたらいている。
3.物質レベルで形や色の変化を生み出す背後にはたらいている「自然」を通して花と心は響き合う。
4.外側の自然から決して外れることのない植物が、私たちが内側の自然とつながって生きていくことを手助けしてくれる。
5.植物と私たちの、姿かたちの大きな違いは内部をもっているかどうか。植物は葉に見れらるように基本的に平面でつねに外部環境に晒されている。動物や私たち人間の身体は内部空間をもち、内部環境を一定に保つことで、ある程度外側の自然から離れる自由をもつ。
6.植物は花の領域で動物的なエネルギーの影響を受けることで平面的な緑の世界を出て、空間を作り色をもち香りを放つ。
7.内面をもつ私たちが花を見て心動かされるのはそのため。フラワーエッセンスが花から作られるのはそのため。植物と動物の世界は花の領域で触れ合う。
この関係を、個々の植物やフラワーエッセンスについて丹念に体験を通して学んでいくことを大事にしています。
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