エルムと一緒に時間を過ごす

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3月8日、小石川植物園での「エルムと友達になる」観察会・・・朝から小雨が降っていましたが、予定通り開催しました。

エルムの木の幹の周囲を計ってみたのですが、3メートル以上ありました。その太い1本の幹が空に向かって伸びるにしたがって次第に枝分かれしていき、分かれていくごとに少しずつ細くなって、枝先までくると周囲の空間を隙間なく埋めるように細かい枝を伸ばしていました。

エルムの花(2015/03/08)

エルムの花はちょうど開き始めたところでした。ちょうど開き始めたエルムのエネルギーが、雨の中会いに来た私たちを迎えてくれました。木の下に入って上を見上げると、花をいっぱいつけた枝が緩やかに風に揺れていました。

 

観察は、まず主観を脇に置くこと、つまり、自分がどう感じるかといった印象、たとえば「堂々としてる」とか、「木が嬉しそう」とか、そういう主観的な印象を一度忘れることから始めます。それらを脇に置いて、現に植物がどうであるかを丁寧に調べることから始めます。

幹の太さや、樹皮の模様、手触り、色、樹形の形や全体が周囲の空間にどのように広がっているか、蕾や花の付き方、枝が風に揺れる揺れ方などなど・・・。五感をフルに使って物質的なレベルでエルムがどんな植物なのかを丁寧に調べていき、それを言葉にしたり、描いたりして記録していきます。

 

「エルムと友達になる」観察会-10 「エルムと友達になる」観察会-5 「エルムと友達になる」観察会-6 「エルムと友達になる」観察会-7 「エルムと友達になる」観察会-8 「エルムと友達になる」観察会-11 「エルムと友達になる」観察会-9 「エルムと友達になる」観察会-12

 

思い込みや思い入れをできるだけ脇において、開かれた興味をもって、エルムの一つ一つを丁寧に観察しながら過ごす時間。こうやって一緒に時間を過ごすことが友達になる一番の方法だと思うのです。

実際に植物のところに体を使って出かけて行って、心をオープンにして一緒に時間を過ごすこと。そうやって友達になることができたら、植物たちは友達にしか話してくれない話を聞かせてくれることがあります。

それは思い入れや思い込みを超えて、一緒にいた経験を通して自分の内側から自然にやってくる印象や気持ちです。最初に横に置いた主観的な印象に近いこともあるし、目からうろこのこともたくさんあります。それこそ、それぞれの方の「エルムとわたしの物語」ですね!

 

5月10日には「ワイルドローズと友達になる」観察会を開催します。→5/10「ワイルドローズと友達になる」観察会

神戸では4月25日(土)に「ラーチと友達になる」観察会 を行います。

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