セントジョンズワート(セントジョーンズワート)

2023年12月20日

フラワーエッセンス・セントジョンズワート(セントジョーンズワート)

フラワーエッセンス・セントジョンズワート

FESセントジョンズワート(セントジョーンズワート)のフラワーエッセンスは、内面の光を調整し、維持するのを助けます。

セントジョンズワート(セントジョーンズワート)のフラワーエッセンスを必要とする人は、意識が敏感で広がりやすく体とのつながりがゆるい傾向があります。そのような傾向のために眠っている間に悪夢を見たり不眠になったりといった睡眠の問題が起こることもあります。セントジョンズワートは内面の光をバランスさせ、身体を通して循環させることで、守護と強さをもたらします。

また、とくに外界の光が少ない季節に抑うつ的になりやすい人(季節性情動障害)が内的な光を回復する助けにもなります。

フラワーエッセンス・セントジョンズワート(セントジョーンズワート)と共鳴する心

フラワーエッセンス・セントジョンズワート(セントジョーンズワート)と共鳴する心

【セントジョンズワート(セントジョーンズワート)が助けになる人の経験しやすい傾向やパターン】
夢のような状態に意識が拡大し過敏になる傾向。眠っているときに意識が広がり過ぎて悪夢を見たり、寝汗をかいたりする傾向。

【パターンのなかに内在されている目覚めようとしている性質】
内面の光を通して明晰な意識をもつことができる

フラワーエッセンス・セントジョンズワート(セントジョーンズワート)プはどんなときに使える?

フラワーエッセンス・セントジョンズワート(セントジョーンズワート)プはどんなときに使える?

・内的な精神活動が活発で、意識が広がりやすく敏感な人に。環境ストレスやアレルギーなど、外部の影響に過敏な場合が多い。

・眠っているときにも意識が広がり過ぎて、悪夢を見たり、寝汗をかいたりする傾向があるとき。

・季節性情動障害などのように、外界の光が少なくなる時期に、抑うつ的になる人に。

フラワーエッセンス・セントジョンズワート(セントジョーンズワート)と内面の光

フラワーエッセンス・セントジョンズワート(セントジョーンズワート)と光

植物としてのセントジョンズワートには、光に反応して皮膚炎を引き起こす光感作物質、ヒペリシンが大量に含まれています。一方で、ハーブやホメオパシーのチンキとして調製されたものは、日焼けを防ぎ、傷、怪我、および神経痛などに対して有効な治療薬としてはたらきます。

精神的な影響に傷つきやすかったり、意識が広がり過ぎたりした場合に、フラワーエッセンスとしてのセントジョンズワートは、ハーブやホメオパシーの作用と同じ作用、すなわち皮膚の炎症を抑えたり、神経を鎮静させる作用がより精妙なエネルギーレベルではたらくことを可能にします。

また、セントジョンズワートは地上にもっとも光が多い夏至のころに花を咲かせます。そのような植物のフラワーエッセンスが、私たちの内面に光をバランスさせ維持するのを助けます。

光を外的なものとして受け取るだけでなく、精神的なエネルギーとして受け取り、たましいがそれを物質世界に根を張るための明晰な意識として使うことができるように助けます。

セントジョンズワート(セントジョーンズワート)と民間伝承

オトギリソウ科オトギリソウ属 学名:Hypericum perforatum 和名:セイヨウオトギリソウ

セントジョンズワートはヨーロッパでは昔、不思議な力があると信じられていた植物でした。

属名のHypericumはギリシャ語名で、hyperは「上に」を、eikonは「絵」を意味します。この花は災いを避ける目的で、肖像画の上に置かれました。オトギリソウは洗礼者ヨハネに捧げられていて、赤みがかった汁はこの聖人の血だとされていました。

J. アディソン、樋口康夫・生田省悟訳 『花を愉しむ辞典』八坂書房 2002、p.68

彼を記念する、洗礼者ヨハネの祝日は6月24日で、オトギリソウはこの時にもっとも優れた薬効をもつとされ、まだ露に濡れているものを集めて窓辺におけば、邪眼、暗黒界の雲、幽霊、悪鬼、妖精、火事、雷を遠ざけると言われました。

J. アディソン、樋口康夫・生田省悟訳 『花を愉しむ辞典』八坂書房 2002、p.68

このようにセントジョンズワートは、ある時代には悪霊や災いから守護してくれる花として人々の生活の中に根付いていたことがわかります。

参考文献

・パトリシア・カミンスキ、リチャード・キャッツ 『フラワーエッセンス・レパートリー』 BABジャパン 2001

・Patricia Kaminski “Saint John’s Wort"

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Posted by takahara.daisuke