セルフヒール/Self-Heal

シソ科ウツボグサ属 学名:Prunella vulgaris 和名:セイヨウウツボグサ

 

セルフヒール のフラワーエッセンスの性質

・文字通り自分自身を癒す能力を目覚めさせ、自分自身への気づきを促します。外的な価値によってではなく内的な衝動と責任によって、自分の健康や癒しに取り組むことができるように。

【経験しやすいパターン】
深いところで自分自身を疑う傾向や、人に頼りすぎる傾向のために活力が失われている場合や、自分自身を癒すための大きなチャレンジに直面している場合に。

植物としてのセルフヒール

セルフヒールの花が咲く前の花序を真上から見たところ。とても幾何学的な規則性をもった形をしています。

セルフヒール

 

 

 

ウツボグサ(セルフヒールの亜種)の花のつくりとメタモルフォーゼ

1.ウツボグサとセルフヒール

日本の里山に自生するウツボグサ(Prunella vulgaris subsp. asiatica)は

セルフヒール(セイヨウウツボグサ:Prunella vulgaris)の亜種です。

 

2.ウツボグサの花のつくり

ウツボグサはシソ科ですが、シソ科の花は一般に唇形花(しんけいか)と呼ばれています。

それは、根元が筒状で先が唇のように上(上唇)と下(下唇)に分かれているからです。

 

本当に動物が口を開けたような形をしています。

ウツボグサの花の下唇は3つに分かれていて、中央の下唇の縁はギザギザ(鋸歯状)になっています。

 

3.花がもっている動物的な力と、茎や葉や咢がもっている植物的な力との関係

花は植物の世界と動物の世界が触れ合うタイミングですが、

別の言い方をすると植物が動物的な力の影響を受ける領域ともいえます。

このウツボグサを観察してみると、花がもっている動物的な力と、茎や葉や咢がもっている植物的な力との関係、葉から苞、咢、そして花へのメタモルフォーゼが物凄く興味深いです。それがセルフヒールのフラワーエッセンス性質につながっているように思われます。

 

ウツボグサ(2017/7/3)

ウツボグサ(2017/7/3)

ウツボグサ(2017/7/3)

ウツボグサ(2017/7/3)

 

4.葉から苞、咢、そして花へのメタモルフォーゼ

 

ウツボグサの花序を分解し構造を調べます。

ウツボグサの茎と葉ウツボグサの花穂の構造ウツボグサの花穂の構造

これで分かることは、次のようなことです。

1)十字に対生する葉の規則性がそのまま花序に

花序の一番下には苞(ほう)、または苞葉(ほうよう)と呼ばれる蕾を包む葉がありますが、葉と同じように十字に対生します(下の写真)。葉から苞への変化は、形自体に飛躍的な変化はありませんが、葉身が短く幅広になってキューピーちゃんの頭みたい(?)な形になります。

 

ウツボグサ-苞

葉と苞の関係(クリックすると拡大)

 

ウツボグサの苞と萼

苞と萼の関係(クリックすると拡大)

 

ウツボグサの苞と萼

苞と萼の関係(クリックすると拡大)

 

そして、1個の苞の上に3組の萼が乗っかっています。苞も対生するので、花序の一番下の段の2枚の苞の上には、併せて6組の萼が茎を中心に円状に並びます。

その6組の萼の上には、また90度ずれて苞が十字に対生します。そして2段目の苞の上にも併せて6組の萼が並びます。その6組の萼の上に、またまた90度ずれて苞が十字に対生します・・・と、物凄く規則正しい配列が続きます。

 

ウツボグサ

最下段と下から2段目の苞、萼、花の関係(クリックすると拡大)

 

観察したウツボグサの花序は全部で下から9段目までは、6組の萼がついていました。10段目、11段目、12段目は萼はなく苞のみでした。

 

ウツボグサの苞

11段目、12段目の苞(クリックすると拡大)

 

ウツボグサ

(クリックすると拡大)

 

ウツボグサの苞と萼

ウツボグサの苞と萼(クリックすると拡大)

 

2)葉から花への形の変化:葉、苞葉と花弁をつなぐ萼の形

苞には葉の形の名残りをはっきりと確認することができます。

一方、花は根元が筒状になった唇形花(しんけいか)で、動物の口を思わせるような形をしています。

ウツボグサ

これを、たとえばユリ科の植物と比べてみると、その違いがよくわかります。

カタクリの場合には、葉と萼と花弁の形にこのような大きな変化が見られません。

カタクリ

カタクリ

萼から花弁への変化はほとんどないくらいです。

(本来は外側の3枚が萼、内側の3枚が花弁ですが、これらを総称して花被片と呼んでいます。)

一般にユリ科の花はもとても幾何学的な形をしていて、

基本の数が3で、きれいな六芒星をつくります。

 

それに対してウツボグサの花序は4と3が組み合わさった形(十字に対生する葉や苞と、一つの苞に包まれる3組の萼)で、それが花序の中でメタモルフォーゼしながら、まるで曼荼羅のように配置されているように見えます。

 

ウツボグサ

ウツボグサ

 

ウツボグサの場合、萼は葉や苞葉と花弁をつなぐような中間的な形をしているように見えます。

花弁は根元が筒状になっていますが、萼は上下2枚が合わさって筒をつくっています。この中に蕾ができます。(花が咲き終わった後は出口が閉じられてこの中で守られて子房が成熟します。)

 

 

苞では1つだった突起が2枚の萼では2つと3つになります。それが花弁になると、さらに複雑な形へと変化しますが、2つの突起の名残と3つの突起の名残は残っているように見えます。ただし、萼と花弁では引き継がれる形が上下逆になっています。

 

ウツボグサ

 

日本の里山に自生するウツボグサ(Prunella vulgaris subsp. asiatica)はセルフヒール(セイヨウウツボグサ:Prunella vulgaris)の亜種です。以下の写真は日本のウツボグサです。

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