ゴース

2023年10月19日

フラワーエッセンス ゴース/Gorse

フラワーエッセンス ゴース

ゴースのフラワーエッセンス
7ヘルパーズの中で最初につくられました。
1933年秋に発表された
『12ヒーラーズと4ヘルパーズ』に掲載され、
その中でエドワード・バッチは
「彼らのあきらめは、
過去のある時期に経験した、
不安や恐怖、苦痛によるものです。
その結果、回復への希望を失い、
努力するのを止めた状態に
陥っています」と述べています。

育った環境の中で
自分の人生に起ってくることを
悲観的に見てしまい、
希望や明るい期待をもって
見ることのできない態度を
身につけた人が、
本来もっている内面の光によって、
希望をもって世界を見ることを
助けてくれる
のが
ゴーズのフラワーエッセンスです。

フラワーエッセンス・ゴースと共鳴する心

【 ゴースが助けになる人の経験しやすい傾向やパターン】
・個人的な闇、絶望、あきらめ。希望を見いだすことができない。苦しみを予期する。

【パターンのなかに内在されている目覚めようとしている性質】
・魂の奥深くからもたらされる希望。期待と喜びの視点から人生を見ることができる。

日常生活で使う

・希望を見出せないような状況、何も打つ手がない状況に置かれたとき。

・長期間よくならない慢性的な症状に。

・努力することをあきらめたり、やめてしまったときに、ゴースは希望と喜びを再びもたらします。

・ゴースは光をもたらすレメディで、松果体を活性化するといわれています。とくに日が当たらないと憂鬱になる人に。

植物としてのゴースの特徴

マメ科ハリエニシダ属 学名:Ulex europaeus 和名:ハリエニシダ

西ヨーロッパ原産のマメ科の常緑低木で2~3mの高さにまで成長します。成長すると葉は長さ1~3cmの棘状の偽葉に変化しますが、若い苗木は3小葉からなる通常の葉(三つ葉)をつけます。

花は黄色で、1~2cm。マメ科の植物に典型的な花の構造をしています。1年を通して花をつけますが、最盛期は春~初夏です。花はココナッツに似た香りがします。

果実は2cmほどの長さの鞘で、中には2、3個の種子が入っています。夏には鞘が破裂して種子をとばします。植物のゴースは「火」と関連が深いようです。
ゴースの木はよく燃えますが、根は残り燃えた株から新たに成長を始めます。また、種子は火の刺激によって発芽が促されます。

ゴースが思い出させてくれること

私の希望は私の魂の太陽からやってくる。

闇の中で道を見失っていたときも

他の誰かの太陽に目を奪われていたときも

私の中の太陽は

私の物語をずっと照らし続けてきた。

そのことを本当は知ってる。

冬の朝の空気を胸いっぱいに吸って

わたしの中の太陽が照らす道に立とう。

その光を内側から全身に浴びて

胸いっぱいに呼吸しよう。

私の中の太陽が照らす道をゆこう。

参考文献

・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳 BABジャパン、2003

・BioImages – Virtual Field-Guide (UK)

・Hawaii Nature Explores

・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936

・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990

Posted by takahara.daisuke