ウツボグサ(セルフヒールの亜種)の花のつくりとメタモルフォーゼ-2

ウツボグサ(セルフヒールの亜種)の花のつくりとメタモルフォーゼ-2

 

★「ウツボグサ(セルフヒールの亜種)の花のつくりとメタモルフォーゼ-1」の記事の続きです。

葉から苞、咢、そして花へのメタモルフォーゼ

ウツボグサを観察していて、花が帯びている動物的な力と、茎や葉や咢がもっている植物的な力との関係、葉から苞、咢、そして花へのメタモルフォーゼが物凄く興味深いと前の記事で書きました。

 

これを説明しようとすると、かなりマニアックな記事になってしまうのですが…(^-^;、もしよければお付き合いください。

まず、ウツボグサの花序を分解させてもらって構造を調べます。

 

ウツボグサの茎と葉ウツボグサの花穂の構造ウツボグサの花穂の構造

 

これで分かることは、次のようなことです。

 

1.十字に対生する葉の規則性がそのまま花序に

花序の一番下には苞(ほう)、または苞葉(ほうよう)と呼ばれる蕾を包む葉がありますが、葉と同じように十字に対生します(下の写真)。葉から苞への変化は、形自体に飛躍的な変化はありませんが、葉身が短く幅広になってキューピーちゃんの頭みたい(?)な形になります。

 

ウツボグサ-苞

葉と苞の関係(クリックすると拡大)

 

ウツボグサの苞と萼

苞と萼の関係(クリックすると拡大)

 

ウツボグサの苞と萼

苞と萼の関係(クリックすると拡大)

 

そして、1個の苞の上に3組の萼が乗っかっています。苞も対生するので、花序の一番下の段の2枚の苞の上には、併せて6組の萼が茎を中心に円状に並びます。

その6組の萼の上には、また90度ずれて苞が十字に対生します。そして2段目の苞の上にも併せて6組の萼が並びます。その6組の萼の上に、またまた90度ずれて苞が十字に対生します・・・と、物凄く規則正しい配列が続きます。

 

ウツボグサ

最下段と下から2段目の苞、萼、花の関係(クリックすると拡大)

 

観察したウツボグサの花序は全部で下から9段目までは、6組の萼がついていました。10段目、11段目、12段目は萼はなく苞のみでした。(・・・つづく)

 

ウツボグサの苞

11段目、12段目の苞(クリックすると拡大)

 

ウツボグサ

(クリックすると拡大)

 

ウツボグサの苞と萼

ウツボグサの苞と萼(クリックすると拡大)

Submit a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Seeds of Angelica Newsletter

Seeds of Angelica Newsletter

Seeds of Angelicaの活動やイベント、ブログ記事などのご案内のNewsletterです。

 

講読をご希望の方はメールアドレス(お名前は任意)を入力して登録をクリックしてください。

ありがとうございます。ご登録が完了しました。