第3期SEED3植物観察発表会・修了式に思うこと

第3期SEED3植物観察発表会・修了式に思うこと

一昨日は第3期(京都第1期)SEED3の植物観察発表会・修了式&交流会でした。

飛ぶフラワーエッセンス教室にとっても、Seeds of Angelicaにとっても、とても大きな区切りとなる一日でした。

けれども、大きな区切りだとうこと以外は、終わった直後はわかりませんでした。というか、今もまだよくわかっていません。それは背景で動いたように感じられるものが物凄く大きくて、しかもこれまでとちょっと質も違っていて、僕自身まだ対処しきれていない感じです。今は、本当に幸せな一日だったとということと同時に、大きな責任を実感しています。

 

発表は、全員で創り出す場が決定的に重要な役割を果たすので、録画や録音はもちろん、メモもなしということで、参加者全員がその時その場に生きていることを大切にして臨んでもらいました。

発表してくれたのはSEED3を修了するメンバー5名。1年2か月(12回+補講1回+植物観察会)の学びと、自分で選んだ植物の観察。

 

今回の発表は

ナノハナ

リキュウバイ

アメリカオニアザミ

シナヒイラギ

ハマナス

 

メンバー5名は自分が選んだ植物のところに何度も足を運んでわかったことや、その植物との個人的なかかわりを語ってくれたわけですが、それが深まっていったところには、個人を超えて共有できる確かなものがあることを体験させてもらいました。メンバー一人ひとりの個性の輝きと花の響き合いは個人を超えてその場を満たしました。人が本気で自分を生きる姿はなんて美しいんだろう!

それは、いわば日常とは違う、内的な場があの空間と時間に出現し、それを外的にも内的にも共有したという感じでしょうか。そういう場を参加者全員で創り出せたということが何よりの喜びでした!

 

それは河合隼雄先生がよくおっしゃっていた個から普遍へと至る道で、近代科学が普遍に至る道とは別の道です。昨日『思想家 河合隼雄』(*1)を読んでいて、これに関連するなあと思うようなことを中沢新一氏がおっしゃっていました。近代科学が太陽型理論だとしたら、こういうのは月型理論といえる。太陽型理論がすべてを厳密に切り分けていくのに対して、月型理論は陰りや重なり、あいまいさでつながるアナロジーを重視すると。

 

ただし、これは根っこを見失うと現実離れしたものになる危険をはらんでいます。解釈しすぎたり早急な意味づけに注意してほしいと講座ではよく言っているのですが、理由はそれです。わからないことはわからないままに抱えておく強さが必要です。

これに確かな根っこを与えてくれるのは(グラウンディングさせてくれるのは)「現にどうか」という視点です。植物観察を、現にその植物がどうかを、重要視する理由です。シンボル化やイラスト化を避けて、できるだけ忠実に描くスケッチの重要性はここにあります。

Seeds of Angelicaが目指してきたのは、まさにこの道です。

それが形になったこと、それを参加者全員で創り出したことで、共有している何かが大きく動き出した気配を今は感じています。

 

*1:『思想家 河合隼雄』編集:中沢 新一, 河合 俊雄 (岩波現代文庫) 2018

 

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

ナノハナの発表

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

リキュウバイの発表

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

アメリカオニアザミの発表

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

シナヒイラギの発表

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

ハマナスの発表

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

第3期SEED3植物観察発表会&修了式

アルワーンさんの「有機野菜と野草、野花のサラダ」

 

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