アーキタイプとしてのフラワーエッセンス(1)

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たとえば、ミムルスやゲンチアンを選ぶときには本人の意識(表層の意識)は「恐れ」や「疑い」を感じていると思うのですが、服用するとそれが「勇気」や「信頼」に変わっていくということが起こるわけですね。その過程は人によって一人ひとり違いますが「恐れ」のあるところに「勇気」が、「疑い」のあるところに「信頼」が目覚めてきます。

ミムルスの「恐れ」と「勇気」や、ゲンチアンの「疑い」と「信頼」は一見相反する二つの性質ですね。(フラワーエッセンスの性質を二つの単語で表してしまうこと自体適切な表現とは言えないかもしれませんが、話を分かりやすくするためにここは目をつぶってください。)まったく正反対の性質のように思われます。

ともすると、フラワーエッセンスが「勇気」の欠けているところに「勇気」を付け加えてくれたり、「信頼」が失われているところに「信頼」を外から運んできてくれるような感じさえします。

 

けれども、フラワーエッセンスがもし「勇気」や「信頼」を外から運んできて、欠けているところに付け加えるとしたら、そのはたらきを共振作用で説明するのは無理がありますね。響き合うことで作用するとしたら、同じように響くものが両方に、つまりフラワーエッセンスにも私たちのこころにもあるということが前提になりますから。

フラワーエッセンスは欠けたものを付け加えるんじゃなくて、私たちのこころの中にもともとあるものが目覚めるのを助けるんだよというのがフラワーエッセンスをアーキタイプの視点でとらえた考え方です。

 

たとえば、私たちが意識しているのは「恐れ」や「疑い」だけれども、こころのもっと深いところには「恐れ/勇気」や「疑い/信頼」の全体があって、「勇気」や「信頼」はこころの中のまだ無意識の暗い大地の中に眠っている。

ミムルスやゲンチアンが思い出させてくれるのは「恐れ」や「疑い」があるところには本来「勇気」や「信頼」の種子があって、それらは両方で全体だということ。そして全体になれば種子は光の方へ向かって伸びるということ。それは命が本来もっている性質です。そのことによって、私たちのこころの中のまだ光があたっていない無意識の暗い大地に眠っていた「勇気」や「信頼」が本人の意識に芽吹いてくる

フラワーエッセンスの共振作用をアーキタイプの視点から説明するとこんな感じだと思います。

 

フラワーエッセンスをアーキタイプとして基礎づけたのも、FES(Flower Essence Society)が成し遂げてくれた重要な仕事の一つですね。アルケミーの教えや深層心理学の視点を導入して、フラワーエッセンスが私たちのこころやたましいに与える影響を論理的に読み解きました。『フラワーエッセンス・レパートリー』が翻訳されて出版されたとき、飛び上がって喜びました。パート1を読みながら、これこれ、これが読みたかった!と何度思ったか(^_^)

今年はFESのインテンシブセミナーが開催されるようですね。興味のある方はチェック!→FESセミナーツアー2016(フラワーエッセンス普及協会)

 

シエラ・ネバダ

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