スターオブベツレヘムの六芒星

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スターオブベツレヘムの「包み込む/開く」ジェスチャーは、地中の球根の鱗片にも見られます。球根の鱗片は基本的に包み込む形をしているので、球根をもっている植物にはある程度共通の形です。それが葉から花へと変化していくときの形やその過程は、一つひとつの植物によって違います。

ところで、スターオブベツレヘムは花を真上から見ると、6枚の花被片(3枚の花弁と3枚の萼)が美しい対称性をもっていることがわかりますね。六芒星に近い幾何学的な形です。スターオブベツレヘムという名前もこの花の形に由来しているのでしょう。

スターオブベツレヘム

私たちは普段あまり花がどんな形をしているかを意識することは少ないかもしれませんが、花の形とフラワーエッセンスの性質の間には一定の傾向があると考えられています。この分野での研究は、フラワーエッセンス療法の発展を目指す研究機関でもある北アメリカのFES(Flower Essence Society)やイギリスのHealing Herbsがよく知られています。

花の幾何学的な特徴は、花被片の数によって「十字」のものもあれば、「五芒星」のものもあります。スターオブベツレヘムのように六芒星のものもあります。

ここからは文字通り、ではなく象徴として読んでいただければと思います。六芒星は上向きの三角形と下向きの三角形が組み合わさった形です。上向きの三角形は地上から天に向かう動きの象徴として、下向きの三角形は天から地上に向かう動きの象徴としてとらえらることができます。つまり、魂が天から携えてきたものを地上に表そうとするはたらきと、魂が地上で経験して得た知恵を天に返そうとするはたらきが重なり合った形として見ることができるわけですね。その二つが交わる存在こそ人間ということになるのですが、六芒星はその二つの動きのバランスが完璧に保たれている形の象徴と見ることができます。

上向きの三角形 下向きの三角形 六芒星 スターオブベツレヘム

 

フラワーエッセンス・レパートリーには「ユリ科に多い星のような六芒星形の花は、天の領域の純粋な調和を反映している。」(*1)とあります。

形のもつ象徴を、知的にだけでなく、実際に花に会い行ったり、観察を繰り返したり、スケッチすることで、体験的に理解することができるといいですね。知的な理解と、体験とが重なり合う経験は、物凄く楽しい経験になると思います。

(スターオブベツレヘムには、痛みや悲しみを和らげ、やさしく包み落ち着けて内面の安らかさを回復するのを助ける作用があります。)

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*1:パトリシア・カミンスキ―/リチャード・キャッツ  『フラワーエッセンス・レパートリー』 王由衣訳 BABジャパン、2001

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