フラワーエッセンスと「ネガティブな感情」-(2)

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フラワーエッセンスと「ネガティブな感情」の続きです。)

2. 目覚めの危機

(1) 日常的なテーマ

フラワーエッセンスを服用し始めると、まず意識と無意識のバランス(体、心、たましいのバランス)が変化し始めます。最初の2、3日眠かったとか、とても鮮明な夢を見たといった経験はありませんか。それが最初の段階ですね。睡眠の質や時間が変化したり、緊張が緩んでリラックスしたり、体が休息を必要としていることを実感したり、活力が回復したり、ときには短期間頭痛などが起こることもあります。意識していないとそれがフラワーエッセンスによるものか、普段の生活の中で起こったことか見分けるのが難しいこともあるかもしれません。

その次の段階は、意識と無意識のバランスの変化によってそれまで無意識だったことが意識され始めるという段階です。つまり自分自身について「気づき」が起こるということですね。これまで無意識だったこと、それも深い無意識ではなくて意識のちょっと下に隠れていた感情や考えが意識されるということが起こりやすくなります。たとえば、セントーリを飲んで「今まで平気と思っていたけど本当は私、いやだったんだー」とかね。ふと、そういうことに気づくことがあります。

そういう気づきによって自分や周りへの見方が変わって、行動や振る舞いが変化していくということにもつながります。「平気」と思っているときには「いやだ」と表現するという選択肢はないわけですが、「いやだ」という自分の気持ちに気づくと、振る舞いの選択肢が増えて、実際に「いやです」と表現することもできるわけです。

こうした変化はあまり意識にのぼらないまま起こることもあるかもしれません。気がついたら落ち着いていたとか、気がついたら楽になっていたということもあります。自分に意識を向ける時間がないほど忙しかったりすると、余計に意識にのぼることは少ないかもしれませんね。

普段日常的にフラワーエッセンスを使う場合にはこのようなことが起こっているのだと思います。

(2) 生き方にかかわるようなテーマ

どこからが日常的で、どこからが日常的でないかを分ける線など本当のところないわけですが、それでも、人生の局面で何度となく浮上してくるような生き方にかかわるテーマや、ユング心理学でいう「影」が関連してくるようなテーマが絡んでくるときには、ここからさらに先に進むことになると思います。人生でそれまで後回しにしてきたことや、向き合いたくないと思ってきたことに向き合わざるを得ないようなとき、または意識的に向き合おうと決めたときです。

そのようなときに私たちは、それまで受け入れることが難しかった自分自身のある面、たいていは否定してきた面を受け入れることになりますが、そのときに非常に強い葛藤を経験します。もし受け入れてしまえば、それまでの自分の価値観が崩れ去ってしまうような大きな変化であればあるほど、葛藤は強くなるのが自然です。それまでの価値観や世界観はそれまでの自分を支えてきたわけですから、それが崩れるとなると当然「自分の人生は何だったんだろう」という気持ちになるでしょう。

そういうときに私たちが経験する葛藤をFESでは「目覚めの危機」と呼んでいます。(*1) つまり、古い自分(の価値観や世界観)と新しい自分(の価値観や世界観)が激しく葛藤している状態ですね。目覚めの前に訪れる危機。夜明けの前の暗闇。死と再生の局面です。そこを経て新しい自分の再構築が始まり、より創造的な生き方が可能になります。

(3) 「ネガティブな感情」

フラワーエッセンスで「ネガティブな感情」というとき、それは悲しみとか怒りとか、感情そのものを指していることも、内面の居心地の悪さを指していることもあると思います。居心地の悪さは葛藤状態で消耗して抑うつ的になったり、無意識を刺激されているけれどもまだはっきり意識されていなくてイライラしたりといった状態も含まれると思います。

ですから、「ネガティブな感情」は日常的なテーマに取り組むときにも、生き方にかかわるようなテーマほど強くではないにしても感じることがあると思います。とくに普段自分が否定的に思っているような感情、たとえばホリー(リアクティブレメディの一つ)を飲んで、嫉妬や疎外感を刺激されるというようなときは、それを否定的に見ていればいるほどいやな感じがするかもしれません。

その居心地の悪さやつらい状況は、感情そのものがネガティブかポジティブかとうことよりも、その感情を自分がどれくらい受け入れがたいか、どれくらい否定的に見ているかということに関連していると思います。

だから、フラワーエッセンスを使って取り組むときのテーマの順序としては、できるだけ具体的に意識されていて受け入れることがさほど難しくないテーマから始めていくのがいいと思います。花の写真を見て、なんか気になるけどなぜかわからない花よりも素直に好きな花から取り組むのがいいと思います。

続き→フラワーエッセンスと「ネガティブな感情」-(3)

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*1:Patricia Kaminski “Flowers That Heal: How to Use Flower Essences”  Newleaf 1998 48p-51p

 

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