光と影を体感する?

前の記事で書いた「フラワーエッセンスによって目覚めるものや育まれるものは、本来自分に備わっているもの」ということを自分の経験から書いてみたいと思います。

たとえば、信じる気持ちを失って落胆する人がゲンチアンで信じる気持ちを取り戻したというと、やっぱり欠けているものを補っているんじゃないかとも思えます。それって言い方だけなんじゃないかと。

光と影が体感をともなって溶け合うような感覚、それは・・・

水への怖さ、海への恐怖

2002年6月に School of Healing Arts and Sciences 主催で行われたハワイ島でのリトリートに参加した時のことです。これは「ミムルスのエピソード、その2」の続きでもあります。

僕は子どもの頃から怖がりでした。山奥で育ったこともあって、泳ぎは苦手で、というかほとんど泳げなくて、水や海に対する怖さがずっとありました。

ハワイでのリトリートではシュノーケリングをやることになっていたので、この機会にミムルスや他のモンキーフラワーのエッセンスを組み合わせて、「水への怖さ、海への恐怖」に向き合うことにしました。

その詳細については前にも記事に書いたので省略しますが、何度も水を飲んだりしてパニックになりながらも、3日目にはシュノーケリング・スポットまで船で行き、そこでシュノーケルを使って自分なりに本物の海を楽しむことができました。シュノーケリング・スポットからの帰りの船・・・

 

シュノーケリングを終えた僕らが戻るのを待って

再び船は動き出した。

 

心地よい疲れを感じている体を

船の揺れに預けて

遠ざかっていく海を黙って見ていた。

 

西の空の雲を夕日が赤く染め、

雲の切れ間から海へと幾筋かの光が差していた。

この世のものと思えないほど美しい光景だった。

 

サングラスをしてた僕は

静かな涙が流れるのに戸惑うことはなかった。

 

恐れを超えたときはじめて、

自分の中にある憧れを思い出す。

涙は、憧れを覆い隠していたものを静かに溶かして

恐れと憧れを一つにつないだ。

 

胸の奥で二つのものが一つに溶け合うときの温度が

大海原をゆく船の上の自分を満たしていた。

 

ずっと昔、砂の中に隠した宝物に

隠したことさえ忘れてしまった宝物に

自分の指が触れたような気持ちだった。

 

ずっと感じてきた恐れは

たましいの焦がれるような海への憧れと一つだった。

完全に船の揺れに身を任せている自分がいた。

 

この経験は、その後フラワーエッセンスの両極性を理解する土台になったと同時に、2000年にミムルスの群生に出会ったときに見た夢のメッセージ「恐れの中に、影の中に、闇の中にこそ、知恵が眠っている」と重なりました。

このとき、リトリートを主催してくださった王さん、一緒に参加した方たち、友人たち、そして、ハワイの自然と海に心から感謝しています。

 

ハワイ2002

Share This