日常の現実という

鏡に映る私の姿と

内界の声にならない声が

どんなふうに

物語を紡ぐ糸で

結ばれているか。

 

わたしの物語の糸が

自分の手に確かに触れるとき、

それはわたしの傷のありかが

露わになるとき。

何が自分の深い心にとって

大きな痛みなのか、

大きな葛藤なのか。

 

内界の声の住人に

敬意を払い、

声にならない声に

耳を澄ます。

 

そうして

私たちの胸を満たすのは、

封印されたものの叫びと、

けれども、

決してそのまま叶うことのない

原初的な願望、

それを捨てていかねばならない悲しみ。

 

内界の住人の傷のありかが

露わになるとき、

立ち込めていた霧が晴れ、

日常の現実に

リアルに焦点が結ばれ、

「わたしの物語」の歯車は

大きく動き始めます。

 

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