「来てくれる」…谷川俊太郎さんが語る河合隼雄さんとのこと

 

昨日、河合隼雄財団主催の「谷川俊太郎さんに聞く―河合隼雄との思い出」に行って

谷川さんと代表理事の河合俊雄さんの対談を聞いた。

谷川さんはいくつか詩を朗読してくださった。

とても楽しい、豊かな時間だった。

豊かって、幸せってこういうことを言うんだな。

 

谷川俊太郎さんに聞く―河合隼雄との思い出

 

来てくれる」(『悼む詩』に収録)は谷川俊太郎さんが河合隼雄さんが亡くなられた後、

その死を悼んで書かれた詩。

谷川さんは「来てくれる」を朗読してくださった。

私が本当に疲れて
生きることに疲れきって
空からも木からも人からも眼をそらすとき
あなたが来てくれる

・・・・

・・・・

・・・・

 

こころの底に染みわたる。

そう、僕にとっては、その響きがたましいに染みわたる。

 

僕は一度だけ河合隼雄先生の一般向け講演会を

会場の一番後ろで聞いたことがあるだけ。

にもかかわらず、勝手に、自分の先生にしてしまっている。

 

これまで、いや今も、どれほど河合先生の著作に励まされ、

勇気づけられ、癒されてきただろう。

 

先生は僕の夢に一度だけ「来てくれ」たことがある。

姿は登場しないのだけれども、

確かに先生が「来てくれる」夢。

夢の中で僕は号泣した。

 

そう、河合隼雄さんの本を読むとき、

先生はすうーっと、「来てくれる」。

 

昨日も先生は会場に来てくれているような気がした。

隙あらば一発ダジャレをかましてやろうなんて思いながら

僕らのところに、すうーっと来てくれていたような、そんな気がした。

 

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