「境界」でのエネルギーロスとアーキタイプ3
「境界」に関連の深い4つのアーキタイプ
そもそも「境界」が生まれるのは、僕らがまだ赤ちゃんのときに、はじめて自分とお母さんは違う存在なんだ、自分以外の世界があるんだと気づき始めるときです。
そのときから境界を通して自分と世界との間でエネルギーの交換が始まります。
最初は空腹の不快さに泣くことで、おっぱいがやってきてお腹が満たされるといったところから始まっていくわけですね。
それはとても個人的な経験であると同時に、すべての人に影響を与える次の4つのアーキタイプ、純真な子ども(幼子)、孤児、戦士、援助者が活性化し始めて、「境界」の確立を手助けする時期でもあります。
「境界」のテーマについては、この4つの中で自分がもっとも影響を受けていて自分の人生に表現されているものと、もっとも影響が表面化していないものに注目してみることは「境界」をより安定したものにして、エネルギーのロスを減らしていく上で、つまり自分らしい生き方を創造していく上でとても意味のあることだと思います。
そして、そのアーキタイプのもっている、よりポジティブな面の影響を受け取るために、関連するフラワーエッセンスを使うことができます。
この4つのアーキタイプの中で、とくに「戦士」のアーキタイプが自分にどのような影響を与えているか、あるいは(少なくとも表面的には)与えていないかは重要なポイントになると思います。そして、そういう境界があって、器があってはじめて、僕らは心置きなく魂の旅に出ることができるわけです。
- 純真な子ども(幼子)
- 孤児
- 戦士
- 援助者(ケアする人)
この四つは人間形成に必要な要素を教えてくれる。つまり、生きるための基本的スキルを身につけるのに必要な信頼の気持ち、相互依存の感覚と自分の役割を果たす能力、自分や他人のために戦いを挑む勇気、そして、他人に与え、時には他人の犠牲になることもいとわない、より大きな利益との同一化である。(キャロル・S・ピアソン 『英雄の旅 ヒーローズ・ジャーニー 12のアーキタイプを知り、人生と世界を変える』 鏡リュウジ監訳、鈴木彩織訳 実務教育出版 2013 61p)
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