ドングリは、誰に教えてもらわなくても、完璧なオークの木になるすべを知っている
ドングリは生まれた木から何千キロも離れたところに運ばれ、誰に教えてもらわなくても、完璧なオークの木になるすべを知っている。(Dr. Edward Bach)*1
この時期は、外側の自然の新しい光のサイクルでもありますが、個人的にも誕生日が近いので、次の年にやることや、残りの時間で本当にやりたい、といったことを考える時期でもあります。(そろそろ「還暦」という言葉も…頭をよぎります(^^;)
僕が本当に伝わったらいいな、広がったらいいいなと思うことの中核にあるのは「種子を信じる力」です。すべての人の中にある「ドングリ」とそのドングリが自分で芽吹く力。それが広がっていくといいなと思い描いているのです。
どこかにも書いたと思うのですが、たとえば、飛ぶフラワーエッセンス教室のSEED3は「フラワーエッセンスで人を支える」ことを学びますが、これは必ずしもプロとして活動することや、プラクティショナーを生業とすることを前提としているわけではありません。
もちろん、「種子を信じる力」を身に着けたプラクティショナーが育ってくれることは本当にうれしいことだし、必要なことだと思います。
ですが、それよりも思い描いているのは、自分の種子を信じる力を身につけた人が、時には何百キロ、何千キロと離れたところに運ばれて、完全な自分の木に成長していこうとする姿をその場、その場で生きていかれることです。
そうすれば、その場、その場にいろいろな個性豊かなドングリが芽吹いて、成長していきます。そして、その木の周りには、また「種子を信じる力」をもったドングリが芽吹きます。
種子を信じる力は人からは教えてもらえない、自分で身につける以外にない力です。けれども、世界に一人でもいいから、種子を信じる力を身につけた人が自分を信頼して見守ってくれているとしたら、それがどれほど自分の種子が芽吹く力になるだろうと思うのです。
(写真はオークではなく、樹齢500年を超えるといわれる日本のトチノキです(^_^;)
*1:エドワード・バッチ ジュリアン・バーナード編集、谷口みよ子訳 『エドワード・バッチ著作集―フラワーレメディーの真髄を探る』 BABジャパン 2008 50p
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