誰かが自分の声にならない声を代弁してくれることは、

救いだ。

とくに、思春期のころは

自分の感じていることを言葉にすることさえ難しい。

 

そういう意味で言うと思春期の僕を救ってくれたのは、

「吉田拓郎」だった。

 

それは、今思うと、自分自身の中の「孤児」なのだと思う。

「孤児」といっても実際に孤児だったことはないし、

両親の愛情はとても深いものだった。

たぶん、僕が内側にもって生まれたものだと思う。

居場所のなさとか、自分の偽物感とか・・・

 

それをそのまま歌ってくれた。

よくしようとしたり、がんばらなくちゃいけないと思わせたりしないで、

そのまま歌ってくれた。

だから頑張れた。

 

テレビで拓郎さんががんの再発を告白されたと知った。

何もできるはずもないけれども、何かできないかと思う。

ご快復を心から、心から、心から祈る。

 

 

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