京都府立植物園のハンゲショウ

ハンゲショウ(半夏生)という植物をご存じですか?

水辺というかほとんど水の中に生育するドクダミ科の多年生の植物です。下の写真は今年の夏至の日に京都府立植物園に行ったときのもの。加茂川門から入るとすぐにあります。

ハンゲショウ

ハンゲショウ(2020/7/21 京都府立植物園)

 

半夏生(ハンゲショウ)という名前

ハンゲショウという名前は、七十二候(しちじゅうにこう)という季節を表す言葉のうちの一つが由来のようです。春分とか、立夏とか、夏至とか…の二十四節気をさらに細かく分けた期間です。

「半夏」(ハンゲ)はもともと「カラスビシャク」という植物(蛇が鎌首をもたげて黒い舌を出したようにも見えるサトイモ科の植物:漢方薬の「半夏」がつくられる)のことで、その植物が生える頃を「半夏生」といいます。実際には夏至から11日たった日(現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日)のことなので、7月1日あるいは2日です。そのころ「カラスビシャク」が生えるということから、そう呼ばれるようです。

そして、後にその頃に花をつけるドクダミ科の別の植物のことを、花の咲く時期にちなんで「半夏生」(ハンゲショウ)と呼ぶようになったらしいのです。一昨日のウツボグサと靫(ウツボ)の関係に続いて非常にややこしい(^^) しかも、ドクダミ科のハンゲショウは、花が咲くとき葉が半分白くなるので「半化粧」とも呼ばれることから、「半化粧」という名と、花の咲く時期、七十二候の「半夏生」が重なってこの名前がついたともいわれているようです。

ハンゲショウ

ハンゲショウ(2020/7/21 京都府立植物園)

曼殊院弁天池のハンゲショウ

京都府立植物園以外にもハンゲショウが見られるところはいくつかあって、左京区の天台宗の寺院・曼殊院(まんしゅいん)の弁天池にもあります。下の写真は2016年のもの。この辺りは散歩コースにはもってこいです。すぐ近くには武田薬品工業の薬用植物園もあります。といっても、年に何回か行われる見学会以外の見学はできませんが…。そして、以前ワークショップで何度か使わせていただいた両面ガラス張りのチョー気持ちいい大会議室のある関西セミナーハウスもこの近くです。あー、そうだ。来年はここでフラワーエッセンスのワークショップをやりたいな・・・。

ハンゲショウ

ハンゲショウ(2016/7/7 曼殊院)

 

ハンゲショウ

ハンゲショウ(2016/7/7 曼殊院)

 

ハンゲショウとドクダミ

あー、話が完全にわき道に逸れてしまいました。もとに戻して・・・、ハンゲショウはドクダミ科です。ドクダミとハンゲショウを比べてみるのは面白いですね。

ドクダミには、代名詞ともいえるあの4枚の白い十字の、苞(ほう)とか苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉が変化したものがありますが、それが葉の変化したものだということは、同じ仲間のハンゲショウを観察するとよりわかりやすいと思います。

わき道にそれがおかげで来年のワークショップというアイディアも浮かんだので、それはそれでよかったということにして、葉と白い苞葉の話の続きは、また明日ということに(^^)

ニュースレター登録

Seeds of Angelicaの活動やイベント、ブログ記事などのご案内のNewsletterです。

講読をご希望の方はメールアドレス(お名前は任意)を入力して送信をクリックしてください。

講読解除をご希望の方はメールアドレスを入力して講読解除を選択し送信をクリックしてください。

ご購読ありがとうございます。

ご登録いただきありがとうございます。

Share This