ハンゲショウとドクダミ

ハンゲショウとドクダミ…その1の続きです。ドクダミには、代名詞ともいえるあの4枚の白い十字の、苞(ほう)とか苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉が変化したものがありますが、それが葉の変化したものだということは、同じ仲間のハンゲショウと比べてみるとよりわかりやすいと思います。

葉と花穂と苞葉の、形と色と位置関係

最初の写真を見ると、ハンゲショウの葉と花穂(かすい:花が集まって穂状になったもの)の位置関係がわかりますね。次の写真はドクダミの葉の付き方をハンゲショウの写真と同じ位置関係にしたものです。位置関係は微妙に違いますが、似ているところがあると思いませんか。

3枚目はドクダミの苞(葉)と花穂の写真です。この3枚の写真を見ると、ハンゲショウはドクダミのように葉が完全に苞(葉)に変化していないことがわかります。色も半分だけ白いし、位置関係も基本的に葉の付き方と同じです。それに対してドクダミの苞(葉)は完全に白くなって、形や大きさもかなり変化を遂げています。

ハンゲショウ  ドクダミ ドクダミ

 

けれども位置関係は変わっていないんですね。3枚目のドクダミの花穂と苞葉の写真を、下の写真と比べてみてください。位置関係はまったく変わっていないし、形や大きさの名残もありますね。ドクダミの苞葉はAが一番大きくて、BとCが同じ大きさで、Dが一番小さくなっています。一方、下の写真の葉の付き方を見ると、大きさはBとCの托葉:たくよう(葉柄の根元にある小さな葉)が一番小さいですが、苞葉のBとCと同じように大きさが同じです。

ドクダミ

植物が秘密を明かしてくれるとき

これを発見したときの感激は忘れられません(^^) そして、この後ちょうど中間の花を見つけたのです。「3枚の苞葉と1枚の葉と花穂」の状態のドクダミに出会ったのです。それが次の写真。当時いいカメラをもっていなくてとても分かりにくいのですが、なんとか確認できると思います。これは僕にとってドクダミがそっと秘密を打ち明けてくれたように感じられる経験でした。時間を使って労力を使って植物のところに通っているとこんな贈り物をもらうことがあるので、やめられませんね(^^)

ドクダミ

 

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