フラワーエッセンスの植物観察・・・主観を脇に置く理由
「いったん思い込みや思い入れをできるだけ脇において」とか、「主観を脇に置いて」というのは、自分の感覚よりも物質レベルの情報を大事にして、という意味ではありません。
自然科学のような観察する対象、エルムならエルムとの間の関係を排除してしまおうという意味でも、もちろんありません。
ねらいはむしろ逆で、エルムとの間に本物の友情を育てようということです。エルムと一緒にいる時間を通して自分が経験する気持ちや感覚こそを大事にしようということです。
というのは、私たちの心は習性として、内面を外側のものに投げかける(投影)こと、いってみれば、自分色のフィルターをかけて見てしまうことがどうしても起こるので、そういうフィルターをできるだけ意識的にはずしましょうということです。思い入れや思い込みを超えて、一緒にいた経験を通して自分の内側から自然にやってくる印象や気持ちを大事にするためにです。
もっと言うと、それは自分の世界を半歩出ることです。自分の世界の枠にあてはめて理解しようとすることを脇において、半歩出てエルムの世界に自分を開きましょうということ。
人間でもまったく同じだと思いますが、そうでないと対等な深い信頼関係は築けないんじゃないかなあ。
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