チェリープラムの美しさ
何かうまくいかないときに、僕はずっとこう考えてきました。
「自分に何が足りないんだろう」
「自分の何が問題なんだろう」
そうは考えたくないなと思っても、
気がつくと自分のできていないところを捜して言い訳を考えていたりする。
そんな自分が今、自分の美しさを自分の中心におこうと思い始めている。

先日、ほぼ満開のチェリープラムに会いに行ったときに思ったんです。
「美しい」って。
ただ、ただ、美しい。
去年の花が終わったころから何度も足を運んで、
季節ごとにずっと見てきたチェリープラムの木。
3月27日の午前中の2時間弱の時間、
チェリープラムはほぼ僕だけにその特別な姿を見せてくれました。
(その時間の間にその区画に入ってきたのは僕以外に2人だけでした。)
それはまったく偶然かもしれないのですが、
植物に何度も会いにいっていると時々そういうことが起こります。
かっこつけて言うと、植物がベールを脱いで秘密を自分にだけ明かしてくれるみたいなことが。
そして、チェリープラムが僕に語ってくれたことは、
「美しいんだよ」ってことなんじゃないかと今思います。
そのままで、美しいんだよ。
いいときもあれば、わるいときもある。
春も来れば、冬もくる。
でもね。
そのままで、美しい。
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