カートは空です

FE療法と癒しの課程


人の胸のうちには何者も侵すことのできない神聖な空間があります。しかし、多くの場合その空間は悲しみや痛みや孤独感で押しつぶされているかもしれません。花たちは、わたしたちが自らを癒す意図をもって対話すれば、その空間を取り戻すのを助けてくれます。

エッセンスを使用する目的は大きく二つに分けることができます。一つはエッセンスを魂の癒しと成長のためのツールとして使う場合、もう一つは精神的感情的な、あるいは肉体的な苦痛/緊張/アンバランスを一時的に和らげる目的で使う場合です。

前者の場合は当然のこととして、自分の中にあって癒しと成長を必要とする部分に向き合い、必要に応じて他者の助けを借りながら地道に取り組む必要があります。その場合一つのエッセンスの使用期間も長期となることが多いでしょう。1ヶ月とか3ヶ月、ときには半年くらい続けて取ることも必要かもしれませんが、自己の癒しに対する意図が明確でなければなかなか続かないものです。逆に意図が明確なら、エッセンスは徐々にその人の基本的ないくつかのテーマへと集約されていくでしょう。エッセンスを魂の癒しと成長のためのツールとして使う場合、そのプロセスには一般に以下のような段階があると言われています。

癒しの4つの段階

第1段階:解放、リラクセーション、活力の回復
過剰なエネルギーや滞ったエネルギーの解放が起こり、リラクセーションや活力を感じる段階。肉体と魂が新しいバランスに至ろうとする段階で、睡眠パターンの変化、呼吸リズムの変化、皮膚症状、頭痛などが一時的に経験されることもある。

第2段階:認識
意識レベルでの反応が認識される段階。肉体と魂のバランスポイントがシフトするにつれて、無意識の層で働いていた思考や感情が認識できるようになる。自分自身の感情や思考のパターン、あるいは自己の影に気づき始め、それまで見えなかった新たな視点が根付き始める。

第3段階:反応、抵抗、受容
今もなお癒されていない魂の傷に取り組む段階。魂の深いレベルで変容が起こるためには、多くの場合トラウマとなった過去の経験を、魂の成長のための経験として新たに認識しなおすことが必要である。しかし、人は原初の傷に向き合おうとするとき、無意識にしばしば深い恐れと強い抵抗を示す。このとき自己の古いパターンと魂の新しい選択との対立が起こり、「気づきの危機」と呼ばれる過程を経験する。内面で起こる「死と再生」の過程の始まりともいえる。このとき一時的に症状が悪化したように感じられることがあるので注意を要する。この過程を経て初めて過去の傷を自らのものとして受け入れ、
自己の対立する部分を新たな魂の器の中に収めることができる。そして人生全体を魂の新たな視点から見ることができるようになる。

第4段階:再生、再構築
「気づきの危機」を経た魂は過去の傷を癒すことを通して、自分がこの地球に携えてきたものに、より確かな感覚を持って触れられるようになる。その内的な感覚を頼りに新たに自己を再構築する段階。この段階では性格的な変容が見られたり、新たな可能性がその人生に表現されたりする。フラワーエッセンス療法がすべてのケースにおいて必ずしもこの段階にまで至ることを目指しているわけではないが、魂の癒しと成長(成熟)をサポートする目的で使われる場合には、この段階がゴールとなる。そしてこのゴールは、一人の人間の個性化という視点で見れば次の新たなサイクルの始まりとなり、魂の内奥へと降りてゆく螺旋のように深まっていく。