自分の根に養分を与える

2022年9月5日

自分の根に養分を与える

植物が美しい花を咲かせたり、
豊かに果実を実らせることができるのは、
地上では見えない根が充実しているからです。

そして、根に養分が吸収されるためには
その植物の好む土が大事なように、
私たちも自分の心に合った土、
居場所が大事です。

とくに、独自の大切な内側(心)の世界を
もっていて
外側(日常)の世界で起こる
諸々のことによって
容易に内側の世界が
影響を受けるような人にとっては、
内側の世界が大切に扱われる
安全な居場所が必要です。

美しい花や豊かな実りの地上部分は
地下の根の充実によって
根に養分を与える土によって
はじめて可能になるように、
人間の場合も日常の世界に
たましいの個性を開花させるには、
自分にとって大事な内側の世界が
大切に扱われる場で
自分の根が十分な養分を吸収することが、
まず最初に大事です。

自分の敏感さを自覚する

安全な場でできることは自分自身が、
敏感な資質をもっていることを自覚くすることです。

漠然とではなく、自分はどんなところが
どんなふうに敏感なのかを
自分でわかることが大事だということです。

決めつけたいわけではありませんが、
フラワーエッセンスに興味をもつ方は
どこかに敏感な資質をもっている方が多いと思います。

けれども、自分でそうだと気づくこと自体
頭で考えるほど案外簡単ではないし、
同時にそれを受け入れることも
簡単ではないと思います。

自分がどのようなところに、
どんなふうに敏感なのか
実感を伴う形で自覚するのは、
「こうこう、こういうことね」
と頭で考えるほど
簡単ではありません。

なぜなら、私たちは成長する段階で、
程度の差こそあれ、
育った家の文化を受け入れ、
育った社会の基準に自分を合わせることを
生きていくために行ってきました。
それは私たちの生死がかかわる重大事です。

たいていはその過程で
ほとんど無意識的に
受け取った自分のイメージが
自分だと思って生きているからです。

とくに、周りの期待に
ある程度応える力があって、
それなりに頑張って機能できている人は、
返って自分の敏感さに気づくのに
時間がかかるかもしれません。

別のものになろうとする生きづらさ?

周りの基準に合わせたり、
周りに受け入れられる自分でいることは、
社会で生きていくうえで必要なことですが、
それが自分の「根」だと思ってしまと、
根と幹の間にきしみができてしまいます。

私たちはあまり意識することもなく、
周りの基準に合わせている自分や
周りの期待に応えている自分が
自分の根だと思っていることが
あると思うのです。

もしも、周りの基準に合わせている自分が
自分の根だと思って、
その延長線上になりたい自分や
なろうとしている自分を描くとしたら、
なりたい自分と今の自分との間の
決して埋まることのないギャップに
悩むことになるかもしれません。

もし、自分のなかに埋まらない
ギャップがあると感たら、
なろうとしている自分や、なりたい自分が
本当に自分の根につながっているか
見直してみるのがいいと思います。

もしも、自分が本来もっている資質を
他のものに変えようとしているとしたら、
それは土の中の根を理解しないで
地上部分の花が違うものに
なろうとしていることに
ならないでしょうか。

スミレはスミレになって、
タンポポはタンポポになりますが、
私たちはどうでしょうか。
自分は自分になろうとしているでしょうか。

「生きづらさ」には、
自分の価値観と社会の普通との
折り合いの問題以外に、
自分が本来もっている資質に気づかずに
それを別のものに変えようとする「つらさ」も
含まれていると思うのです。
そう、それはたましいの痛みと
呼べるようなものかもしれません。

人間の一生ということを考えるなら、
もしかしたらそちらの方が
大きな痛みになるのではないかとも思います。

自分への理解を深めていく

だからこそ、自分の内側の世界が大事に扱われる居場所で
自分がどのような領域にどんなふうに敏感なのかを
少しずつ理解して受け入れていくのがいいと思います。

それはいわば、根に養分を与えながら
自分がどんな花を咲かせる資質をもっているかを
起こってくることや他者の物語を鏡にして
少しずつ理解を深めていく過程です。

スミレの花はスミレだから美しいし、
タンポポの花はタンポポだから美しいと
私たちは感じます。
他の理由ではありません。

このことを頭で理解するだけでなく、
生きてみる過程で
フラワーエッセンスや植物は
どれほど心強い味方になってくれるか!
そのことを少しでもお伝えできればと思います。


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