フラワーエッセンス療法

フラワーエッセンスは、英国人医師エドワード・バッチによって1920年代の末から1930年代半ばにかけて開発され、その後世界に広まり、その地の植物でつくられるようになりました。
自然療法の一つで、心に穏やかに働きかけ、精神的・感情的な古いパターンを解きほぐして、心が本来もっている柔軟性や全体性を回復するように促します。
からだの症状を治すためのものではなく、いまの心の状態に寄り添うものです。植物から取り出したものを飲むという形をとりますが、成分としての薬効を使うわけではありません。
フラワーエッセンスの種類
バッチがイギリスで38種をつくったあと、フラワーエッセンスは世界のさまざまな場所に広がりました。それぞれの土地の植物から、その土地の人たちの手でつくられています。
ここでは、日本で手に入るおもなものを紹介します。
バッチの38種 ── すべての出発点
エドワード・バッチが1928年から1936年にかけてつくった38種と、5種類を組み合わせたファイブフラワーフォーミュラ(レスキューレメディ)。すべてのフラワーエッセンスの出発点です。
バッチは38種を、心の状態によって7つのカテゴリーに分けました。恐れ、不確かさ、いまへの関心の薄さ、孤独、影響されやすさ、落胆と絶望、人の幸せを気にしすぎる——という分け方です。
いま自分がどのあたりにいるかをたどっていけるので、はじめての方はここから入るのが分かりやすいと思います。
→ 一覧と、それぞれの解説は「バッチフラワーエッセンス」に
FESのフラワーエッセンス ── カリフォルニアから
FES(フラワーエッセンス協会)は、1979年にカリフォルニアで設立された国際的な研究機関&フラワーエッセンス・メーカーです。現在は151種類がつくられています(他に、フラワーエッセンスと精油を組み合わせた目的・用途別に使えるスプレーや、リサーチエッセンスなども)。
バッチは植物をよく観察していましたが、その観察をどのように行っていたのかについての記録は遺していません。
FESは植物研究とリサーチという手法で、バッチが遺さなかった植物とフラワーエッセンスの間の関係を探求してきました。
バッチの38種が心の状態を広くカバーするのに対して、FESのエッセンスはより細やかなテーマに届くものが多くあります。
→ 一種ずつの解説は「FESフラワーエッセンス」に
世界のフラワーエッセンス
イギリスとアメリカのほかにも、各地でその土地の植物からエッセンスがつくられています。日本で手に入るもののうち、よく知られている2つを紹介します。
アラスカン・フラワーエッセンス・プロジェクトは、スティーブ・ジョンソンが1984年に設立しました。
彼はもともと原野火災の消防士でした。アラスカ奥地の手つかずの自然の純粋さに気づいたことから、フラワーエッセンスをつくりはじめたと言われています。
つくられているのは、フラワーエッセンス72種、環境エッセンス12種、ジェムエリクサー48種。植物だけでなく、鉱物や、その土地の環境そのものからもエッセンスをつくるのがこのプロジェクトの特徴です。2017年にジョンソンが亡くなったあとは、妻のジュディスが仕事を引き継いでいます。
オーストラリアン・ブッシュ・フラワーエッセンスは、イアン・ホワイトが1986年に設立しました。
5代続くハーバリストの家系に生まれたナチュロパスです。曽祖母は1850年代のゴールドラッシュ期にハーバリストとして働き、祖母とともに、オーストラリアの在来植物を治療に用いた初期の研究者だったと言われています。
オーストラリアの大地に育つ在来植物からつくられる、感情面や霊性に焦点を当てたフラワーエッセンスが特徴です。現在は69種の単一エッセンスのほか、25種のコンビネーション、子ども向けのもの、14種のスピリチュアル・エッセンスなどで構成されています。
自分でつくるフラワーエッセンス
Seeds of Angelicaでは、フラワーエッセンスを「自然の中に出かけて行き、花(植物)と出会い、自分の手で自分のためにつくって、それを日常に持ちかえり服用するという過程全体」と捉えています。
小さな瓶に入った液体は、その過程の半分です。
できあがったものを選んで飲むのとは、別のかかわり方があります。
3つを並べてみる
| バッチ | FES | 自分でつくる | |
|---|---|---|---|
| はじまり | 1928年 | 1979年 | ── |
| 場所 | イギリス | カリフォルニア | 日本の里山の自然の中 |
| 種類 | 38種+1 | 151種 | ── |
| 特徴 | すべての出発点。3つのグループと7つのカテゴリー | 植物研究と臨床のリサーチ | つくる過程の全体が体験 |
| このサイトで | 38種の一覧 | FESの一覧 | 集中研修 |
どんなふうにはたらくのか
フラワーエッセンスは、一面的になった心に、失われていたもう一方の面を思い出させるように働きます。
たとえば「こうでなければ」と力が入っているとき、その力を否定するのではなく、ゆるむほうの動きを支える。押しのけるのではなく、心が本来もっている幅を取り戻していく——そういうはたらき方です。
効き方や、使っているあいだの過ごし方については、別のページにまとめています。
→ 「フラワーエッセンスの効果」
フラワーエッセンス・カウンセリングセッション
フラワーエッセンスの知識があまりなかったり、選び方のポイントがわからなかったりする場合や、知識はあっても、状況が複雑に絡み合って混乱していたり、何度も同じようなパターンを経験していて違った見方が難しかったりするような場合には、自分の力だけで選ぶのが難しいことがあります。
そんなときはプラクティショナーとのカウンセリングセッションを検討してみてください。20年以上のフラワーエッセンス療法のカウンセリングセッションの経験をもつプラクティショナーが、相談者の方のお話をじっ くりお聞きし、テーマとなるフラワーエッセンスを提案させていただきます。

フラワーエッセンスを学ぶ…飛ぶフラワーエッセンス教室
フラワーエッセンスは
深く学べば学ぶほど
計り知れない豊かさを
私たちに運んできてくれます。
飛ぶフラワーエッセンス教室は
フラワーエッセンスを
実際に自分のために使いながら
体験的に学ぶフラワーエッセンス講座です。

「自分のためにフラワーエッセンスをつくる」集中研修
Seeds of Angelicaは、
「フラワーエッセンス」を
自然の中に出かけて行き、花(植物)と出会い、
自分の手で自分のためにフラワーエッセンスをつくって、
それを日常に持ちかえり服用するという過程全体と捉えています。
それを体験していただきたくて活動しています。
とくにある程度フラワーエッセンスとの
かかわりの長い方にぜひ体験していただきたいと思っています。




