トチノキの発芽と成長日記
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栃の実
2016年の秋に拾ってきた実を鉢の中に埋めておいたら、2017年の春(5月17日)に芽吹きました。トチノキの幼木の成長の様子を記録したものです。
日本のトチノキはホワイトチェスナット(セイヨウトチノキ)の近縁種です。ホワイトチェスナットの木からは2つのフラワーエッセンスがつくられます。1つはチェスナットバッド、もう1つはホワイトチェスナットです。
発芽
2016年の秋、近くの小川のそばに生えているトチノキの実を拾ってきて、プランターの土の中に埋めておきました。そんなことはすっかり忘れていたのですが、先日プランターの中の土を使おうとした妻が「根が出てるよ」と!慌てて二日前に鉢に移し替えたのですが、今朝芽が現れました!ちびトチノキはここからどんなふうに育っていくんだろう?!
★写真をくりっくすると拡大
2日目
昨日芽吹いたばかりのトチノキですが、一日経って昨日はここまで成長しました。(写真はクリックすると拡大)
4日目、5日目
5月17日に芽吹いたトチノキ。すごい勢いで生長して、今朝は5.5cmくらいになっています。4日目と5日目の姿はこんな感じです。今朝(最後の写真)は幹のすっとした感じが現れてきました!
6日目
昨日の朝5.5cmになったと書きましたが、今朝測ったら8cmになっていました。だいぶんトチノキっぽくなってきました。(※写真はクリックすると拡大)
7日目
5月17日に芽吹いたトチノキは一日一日とトチノキらしくなってきました。昨日の朝は13cmになっていました。
(画像をクリックすると拡大)
かなりトチノキの葉っぱらしくなってきました。
夕方に図ると樹高は15.5cmになっていました!
10日目、11日目
3日間京都を離れている間にトチノキは、さらに生長していました。樹高は10日目で24cmになりました。
そして、特徴的な掌状(しょうじょう)複葉(手のひら状の複葉)が完全に開きました。
ふつう、トチノキの小葉は5枚か7枚なのですが、3枚の小葉複葉をはじめて見ました!
そして今日11日目で約26cm。
2019年4月9日
毎年冬芽から新しい葉が展開していくところを観察しています。
2019年4月19日
2020年3月12日
4年前に果実を拾ってきて鉢の中に埋めておいたら、トチノキが芽を出して、毎年冬芽が展開するところを観察しています。今年も白い糸のような繊維に包まれた葉が現れました。
2020年3月31日
2020年4月11日
折りたたまれていた特徴的な掌状複葉が展開してきました。茶色だった葉が徐々に緑色を帯びてくるにしたがって、葉は少しずつ広がってきました。
トチノキも、バッチのエッセンス、ホワイトチェスナットやチェスナットバッドのつくられるセイヨウトチノキも、どちらも特徴的な葉をしています。下の写真(セイヨウトチノキの葉)のように掌を広げたような、ヤモリの手のような形(掌状複葉:しょうじょうふくよう)です。
観察しているのは、2017年5月に鉢の中で発芽したトチノキの幼木です。葉が完全に展開した幼木を真上から見ると、下の写真のような特徴的な形が現れます。4つの複葉の、真ん中の小葉の先端結ぶと四角形になります。
2020年4月17日
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