オトギリソウ
種子から今年芽吹いたオトギリソウの根元に新しい芽が出ているのに先日気づきました(下の写真)。植物と付き合っていると、そうか、こういうことかと思ったことが、覆されることが度々あります。それが本当に面白いですね。植物は私たちの思考の枠を簡単に飛び超えてくれます。何か決まった正しい答えにたどり着こうとしているわけではなく、植物と自分の間で響きあっている「何か」を体験していく面白さ…。
オトギリソウの蕾が付きました
セイヨウオトギリソウは夏至のころにすでに開花していますが、日本のオトギリソウは少し遅くて七夕のころから咲き始めます。ただし、これは自分が育てているものについての観察です。
いまは、蕾がついてかすかに色づき始めています。
蕾が付く直前から、捻じれ、というか、らせんというか、そういう力が目に見える形になっていくのが面白いです。
オトギリソウの開花
オトギリソウの花が咲きました。オトギリソウはFESのフラワーエッセンス、セントジョンズワートの日本に自生する近縁種です。
オトギリソウの花を観察してみると、花弁は5枚です。雄しべはたくさんありすが、根元でつながっていて3組に分かれています。雌しべの柱頭は3つに分かれています。下の写真ではちょっと赤味を帯びた柱頭が3つ確認できると思います。
オトギリソウは一日花です。観察しているもの(写真)は昼頃には閉じてしまうので、ほぼ午前中しか開花しません。そして、いったん閉じるとその花は再び開くことはありません。
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