ホワイトチェスナットの次につくられたのはレッドチェスナット
9月の終わりに書いた記事「栃の実、それからホワイトチェスナットのフラワーエッセンスのこと」と「日本のトチノキとセイヨウトチノキ(ホワイトチェスナット)」は続いていて、そのまた続きを書いてみようかな。
ちょっと流れを振り返っておくと、
日本のトチノキの近縁種、セイヨウトチノキからは2つのエッセンスがつくられる。
花からは太陽法でホワイトチェスナットのフラワーエッセンスが、新芽からは煮沸法でチェスナットバッドのエッセンスがるくられる。どちらも繰り返すパターンを打ち破るような作用を発揮してくれる。
ホワイトチェスナットは頭の中で考えが次々とわき起こってくるようなパターンに静けさや落ち着きを与える助けになり、チェスナットバッドは同じような失敗を繰り返すパターンに洞察をもたらす助けになる。
どちらも「現在の状況に十分な関心を払えない」というカテゴリーに入っている。それはセイヨウトチノキの根が地中深く伸びるのではなく、地表に広がるという四大元素の「土」との関係がエッセンスに反映されているのかもしれない。
ホワイトチェスナットのエッセンスはスターオブベツレヘムの次に作られたエッセンス。
スターオブベツレヘムはショックを受けたときに、回復を助けてくれるんだけれども、ホワイトチェスナットの状態(考えようとしていないのに、過去のことが頭の中をぐるぐる廻る状態)はスターオブベツレヘムの状態(ショックを受けたとき)の後に起こりやすいんじゃないかな。だから一緒に服用するのもいいかもしれない。
という感じ。
ちなみに関西では、ホワイトチェスナットの花は大阪市立長居植物園が観察しやすいと思います。木がさほど大きくないので花を近くで見られます。開花は5月のはじめ。(レッドチェスナットもホワイトチェスナットも街路樹として植えられることの多い木でもあります。)
そして、バッチ先生がホワイトチェスナットの次につくったエッセンスは、レッドチェスナットです。
レッドチェスナット(ベニバナトチノキ)の木は京都府立植物園にあって、今年も観察会をやりました。レッドチェスナット(ベニバナトチノキ)は、ホワイトチェスナット(セイヨウトチノキ)とアメリカアカバナトチノキ(京都府立植物園にあります)の交配種なので、いってみればホワイトチェスナットの親戚です。
花はオレンジ~ピンク色で、ホワイトチェスナットに比べると、レッドチェスナットの木の方が小ぶりで女性的な印象があります。
レッドチェスナットのフラワーエッセンスも、やはり繰り返すパターンと関連するのですが、それは身近な人に「もし~がおこったら…」と悪い想像が止まらないパターンです。
とくに親しい人間関係、「面倒を見る、見られる」というような関係で、無意識に自分の境界を超えて心配してしまうことがありますが、そういうときに、レッドチェスナットはもう一度自分の境界の内側に戻って、深い愛情と信頼を土台に相手を思いやるときのハートからあふれるあたたかい愛情を思い出させてくれます。
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