フラワーエッセンスの効果

2023年10月19日

フラワーエッセンスの効果

フラワーエッセンスの一般的な効果とはどのようなものかについて考えてみましょう。個々の効果ではなくて、フラワーエッセンスが私たちの心にどのようにはたらくかということです。その後でフラワーエッセンスを効果的に使うための方法を解説します。

フラワーエッセンスの効果

一面的になった心を新しいバランスへと促す

フラワーエッセンスの効果を一言でいうと、私たちの心が一面的になったときに、心が全体性を取り戻し、柔軟性を取り戻すように、新しいバランスへと促してくれることです。

心の固まったパターンが緩み、柔軟に、自由になることで、それまで意識していなかった新しい可能性が開けてくるくることです。

本来心がもっている柔軟性を取り戻す

私たちの心は一面的になることがあります。パターン化することがあります。

たとえば、

〇〇〇〇なときはいつも自信をなくしてしまう

〇〇〇〇なことが起こると現実に直面したくなくて引きこもりたくなる

ちょっと変なたとえかもしれませんが、家に帰るときは毎日違う道を通りますか?なんとなくいつも同じ道を通って帰ることはありませんか。私たちの心にも自動的にいつも通る道があると考えることができます。それは単なる癖のようなものではなくて、私たちが意識していない理由があるわけですが、そのことはここでは触れないでおきます。

フラワーエッセンスの効果は、このような心の一面性、つまり気持ちや考えや感情が自動的に(無意識に)同じ道を通るような状態を緩めて、より全体的に、より自由になるように促します。

それはちょうど植物が強い風雨に晒され倒れても、また陽が差してくると柔軟に起き上がってくるような、生命の動的な(止まらずに変化を続ける)柔軟性に似ています。それは本来自然がもっている力です。その力を私たちの内側にもはたらいている自然とのつながりを深めることで思い出させてくれます。

フラワーエッセンスの効果的な使い方

効果を実感するにはいくつかポイントがあります。これから説明するような実践的なポイントをおさえて使っていただければより効果を実感できるのではないかと思います。

フラワーエッセンスは共振作用によってはたらきます。言い換えると、フラワーエッセンスがもっている花の自然のエネルギーと自分の中にはたらいている自然のエネルギーとが響きあって作用します。その響き合いが効果的に表れるように使うことが鍵です。

効果的な使用方法(飲み方、服用方法)

効果的に使うためにはいくつかポイントがありますが、大きく2つに分けることができます。1つは使い方についてのポイント、もう1つは使用期間の過ごし方のポイントです。「服用期間の過ごし方」?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、共振作用ではたらくフラワーエッセンスの効果は受け取る側の姿勢も影響します。

1.使い方のポイント

具体的な使い方のポイントは使用回数(頻度)、使用のタイミング、使用期間です。これはメーカーによって異なる場合もありますので、ご自分の使っているメーカーを確認してください。ここでは基本的な情報をお伝えします。

2.使用回数(服用回数)

使用回数は1日4回が基本です。1回に服用する量は2滴~4滴。4回というのは薬のように必ず4回でなくてはいけないということではありませんが、フラワーエッセンスの作用の強さは、1回に使用する量ではなく、回数を増やすことによって強まります。つまり、使用回数(服用頻度)を増やせば作用は強くなり、減らせば作用は弱くなります。1回に使う量は関係ありません。

ですから、回数が1日1回とか2回になる日があったりするとそれだけ作用は弱くになり、効果を感じにくくなる可能性があります。

「共振作用」ということを考えてみると、このことは納得できるかもしれません。ちょっと音楽で例えてみましょう。好きな曲を大音量で1日1回聞くのと、普通の音量で1日4回聞くのとではどちらがその曲がもっている心を動かす力が自分に影響するでしょうか。・・・う~ん、あんまりいい例えではなかったかもしれませんが・・・

とにかく、フラワーエッセンスは使用頻度が作用の強さに影響するということを覚えておいてください。このことは緊急用のフラワーエッセンスを使うときにも有効です。以下を参考にしてください。

ファイブフラワーフォーミュラ(レスキューレメディ)

3.使用(服用)のタイミング

使用のタイミングについてはあまり神経質に考える必要はないと思いますが、基本は意識の変わり目がよいと言われています。それはフラワーエッセンスに意識と無意識のバランスにはたらきかける作用があるからです。

現代社会に暮らす私たちの意識は、昼間の間とても忙しくはたらいています。とくに左脳を使って考えたり、調整したり、判断したり・・・。フラワーエッセンスを服用するタイミングは、そういう表層の意識が活発にはたらいているときよりも、それが落ち着いてほっと一息つけるようなときに服用するのがベストです。

通常は朝目覚めたとき、夜眠りにつく前、それ以外に昼間の一息つけるようなときに。合計で4回くらい、またはそれ以上使用してみてください。

4.使用(服用)期間と効果の表れやすい期間

フラワーエッセンスはとくに、私たちの心の感情的なエネルギーにはたらきかける力を持っています。ですから、感情のサイクル、4週間を目安に使うのが効果を実感しやすい使用期間です。効果を感じられれば、もっと短い期間、2週間とか、1週間とか・・・も、もちろんありですが、表層の解決ではなくて、確かな心の変化を目指して取り組むときには、ぜひ1か月くらいを目安に服用することをお勧めします。

1か月くらい使用したら、少しゆっくり使用期間を振り返ってみるのがよいでしょう。その期間に印象に残っていることや、ふと思い出したことや、自分について気づいたことや、覚えている夢など・・・。フラワーエッセンスの花のエネルギーと響き合うことで心にどんな動きがあったのかを、少しゆっくり振り返ってみましょう。

使用期間の過ごし方

普段私たちの意識は自分の外側で起こっていることを察知して自分を守ったり、自分のニーズを満たしたりすることに向けられていますが、フラワーエッセンスの作用を実感するには、普段の意識のコントロールを緩めて自分に向き合うことがとても助けになります。

忙しい毎日の中で5分でもいいので、静かに自分に向き合う時間をつくって記録をつけましょう。「フラワーエッセンス日記」をつくってその日感じたこと、気がついたことや、夢を書き留めておくのがお勧めです。

1.なぜ?よりも、どんなふうに?

1日を振り返って印象に残っていることを思い返してみるとき、「あ~、あいつのあの一言カチンと 来たなあ」とか、「今日は仕事中めっちゃイラついてたなあ」と思い出されたとしたら、そのときによく考えるのは「なぜだろう?」ということだと思います。なんでカチンときたのか?、なんでイラついたのか?、なんで?と私たちは自然にその理由や原因を考えます。けれども、理由や原因は結局よくわからないことが多いですね。こうかもしれないな、というところまではいけるかもしれませんが。

なぜ?を問うと、たいていは考えが巡って、こうだからかもしれない。こうだとしたら・・・となり、そのときの気持ちや感情や感覚から離れてしまいやすいのではないかと思います。意識も外側に向きやすくて、友達の言い方であったり、仲間の仕事ぶりだったりがぐるぐるしてきます。

そういうときには、「どんなふうに」と自分に問いかけてみるのがいいと思います。どんなふうにイラついたのか?自分の気持ちや感情がどんなふうに動いたのか?誰かにバカにされたように感じてイラッとしたとか、思うようにいかず何かじゃまされているような気がしてイラッとしたとか、内心怒っていたけど何も言えなくてイラッとしたとか…。

そのときの自分に、親しい友達に聞くように「どんなふうに?」と問いかけてみると、自分の気持ちや感情から離れずに内側で起こったことを振り返りやすいように思います。

2.使用(服用)期間が終わったら

使用(服用)期間が終わった時に、フラワーエッセンス日記を読み返してみてください。そこに書かれていることと、服用したフラワーエッセンスのテーマを照らし合わせてみると、記録がなければ気がつかなかったような思わぬ発見に出会うことがよくあります。

3.使用(服用)期間を振り返るポイント

1.期間を分けて振り返ってみる。(最初の数日、前半の 2 週間、後半の 2 週間)

2.自分にとって印象に残る経験をしたときに自分の中で起こっていることを振り返る。(外的な、事の大きさではなくて、内的な重要性)

3.出来事や、そのときの自分の振舞いや感じたことについて「うまくいった/うまくいかなかった」「いいこと/悪いこと」「長所/短所」などの評価や判断をいったん横に置く。

4.「なぜ」よりも「どのように」。(「なぜ、そうしたのだろう?」とか、「なぜ、そう感じるのだろう?」という問いよりも、「どのように」自分の内側が動いたか、どのように感じたかを振り返る)

5.自分についての小さな気づきや、見方、感じ方の小さな変化を大切にする。

まとめ

フラワーエッセンスの効果は心が一面的になったときに、全体性を取り戻し柔軟性を取り戻すように新しいバランスへと促すことです。心の固まったパターンが緩み、柔軟に、自由になることで、それまで意識していなかった新しい可能性が開けてきます。

共振作用によってはたらくフラワーエッセンスの効果を最大限に受け取るには、使い方についてのポイントと、使用期間の過ごし方のポイントの両方を意識して使用するのがいいでしょう。

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Posted by takahara.daisuke