Q.フラワーエッセンスの効果を実感するには
Q. フラワーエッセンスの効果を実感するには
講座をやっていて、フラワーエッセンスの効果を実感するにはどうしたらいいか、という質問を受けることがあります。そのためのポイントがいくつかありますが、次の3つの段階に分けて考えてみましょう。
- フラワーエッセンスを選ぶ段階
- フラワーエッセンスを使用する段階
- フラワーエッセンスの効果を評価する段階
【1:フラワーエッセンスを選ぶ段階】
効果が実感できない理由がこの段階にあるとすると、それは適切なエッセンスが選ばれていない可能性があります。
フラワーエッセンスの選び方にはさまざまな方法がありますが、ここではフラワーエッセンスの性質についての記述を読んで選ぶ場合のことを想定します。
◆ テーマの焦点を絞る:フラワーエッセンスを自分のどんな態度や感情について使いたいかをクリアにする
「フラワーエッセンスを何のためにどんな形で使いたいか、自分のどんな態度や感情について使いたいか」
フラワーエッセンスを使うと一口に言っても、どのように使うかは人によって違います。
フラワーエッセンスの使い方には、大まかに言って、対処療法的なもの(たとえば一日の疲れを回復する目的など)と、
自分の感情や態度などに向き合って長期的に自分の癒しと成長に取り組んでいくことを目指すものとがあります。
実際にはこの2つに分けてしまうことはできなくて、この両極の間のとこかで使うことになります。
フラワーエッセンスを選び始める前の段階で、目的や意図が明確であれば、つまりテーマの焦点が一つに絞られていれば、適切なエッセンスを選ぶことはさほど難しくありませんが、曖昧だと焦点のぼやけたレンズで花を見ているようなものですね。
自分はどんな目的で、自分のどんなところに響くフラワーエッセンスを使いたいのかということを書き出して、焦点を絞ってからフラワーエッセンスを選ぶ作業に入ることをおすすめします。
もしテーマがいくつかあるときには、それらをすべて一度に取り組むよりも、取り組む期間を分けて一つずつ取り組むことをお勧めします。その方が返って近道です。
【2:フラワーエッセンスを使用する段階】
◆ 一日のうちのどこかで、自分を振り返る時間をつくって、それを記録しておく
フラワーエッセンスを服用すると、まず意識と無意識(心とたましい)の関係が動き始め、それまで意識に上ってこなかった感情や思考が意識され始めるということが起こります。つまり自分自身に「気づく」ことです。
その気づくことが重なって新たな視点が生まれたり、態度や行動が変化していくわけですが、すぐに態度や行動に反映されるとは限りません。順序としては意識されていなかった葛藤が意識され始めたり、意識したことのなかった自分の気持ちや考え方に改めて気づいたりということが先に起こるのが普通です。
おそらくフラワーエッセンスの効果への期待が大きければ大きいほど余計に、それらは行動の変化に比べれば微妙で取るに足りないものに感じられるかもしれませんが、物凄く重要な変化です。
もし、あまりに忙しくて自分の態度や感情に意識を向ける余裕がなかったり、自分自身を振り返るような習慣がまったくない場合には、こうしたフラワーエッセンスによって起こる重要な変化(感じ方や見方の変化)は見逃されがちになります。
フラワーエッセンスは「響き合うこと」によって作用します。私たちの側でもその響きに耳を傾けるために、 一日のうちのどこかで、自分を振り返る時間をつくって、それを記録しておくことがお勧めです。
【3:フラワーエッセンスを効果を評価する段階】
◆ 態度や行動の変化だけではなく、感じることや気づいていることも重要な変化
2.で触れましたが、意識されていなかった葛藤が意識され始めたり、意識したことのなかった自分の気持ちや考え方に改めて気づいたりすることは、物凄く重要な変化です。
今までは自動的なパターンでそのことをほとんど意識すらしなかったようなことが、それが起こったときに「あっ、私またやってる!」と意識に上ってくることがあります。そのときは態度や行動は変わっていないかもしれませんが、気づいていることがとても重要です。
気づいていることは、自分の中の可能性の種子、変化の種子が目覚め始めているということです。
だから、また同じことやってると思ったときは、今自分の中の新しい可能性の種子に触れたと思ってください。
自分の感情や態度などに向き合って長期的に取り組んでいくには、やはりそれなりの時間がかかります。植物は春になって突然花開くわけではなく、冬の間少しずつ準備をしています。それは私たちの目に見えないところで着実に行われています。
フラワーエッセンスによって響き合う私たちの中の自然の力も、同じように着実に準備を進めています。それを信頼しましょう。