Q.メーカーの相性
質問: フラワーエッセンスメーカーの相性 について(FESは理屈っぽい?)
私がフラワーエッセンスを試すにあたって最初にFESを選んだ理由は、論理的で筋が通った説明をしているように感じたからです。フラワーエッセンスレパートリーのような、何回も熟読して理解を深めていける分厚い手引書が出ていましたし、使用している方も心理学系の本などを幅広く読んでいる様子だったので。
でも、肌に合いませんでした。FESをやめてしばらく経ってから日記に「理屈で納得させられてしまうようなものは危険だ。」と書いている私がいました。そんなことをいい始めたら医者にもかかれなくなってしまいますが(笑)。
ともかく今は他のメーカーのスプレーを交通安全のお守り感覚で使用しています。なぜだか他のメーカーに対しては抵抗を持たずに使えています。FESに効力があるからこその抵抗なのでしょうか。私にはよくわかりませんが、今の時点ではFESを使う気持ちはまだありません。
【回答】
ご自分の感覚を大事にされるのがいいと思います。フラワーエッセンスにも相性のようなものがあるので、実際肌に合う合わないはあると思いますし、このメーカーだけがすべての人にとってベストというようなものは存在しないと思います。
今の時点では相性なのか、抵抗なのか、その両方なのかはわかりませんが、その判断は保留して自分の感覚を信頼してエッセンスと付き合っていかれるのがいいのではないでしょうか。
個人的にはFESのエッセンスはすばらしいと思いますが、その理論が日本人にそのままあっているかと言われたら、正直?と思うところはあります(笑)。私自身メタレベルの理論などは使ったことがありません。
フラワーエッセンスの発展の可能性の一つとして日本人にあったフラワーエッセンス療法というのがあると思います。模索中です(笑)。日本人は古くから季節の中で花を歌に詠むといった形で、花(自然)と内的な世界とを重ね合わせて見る文化をもっていましたから、そのあたりに可能性があると思っています。
バッチ博士はフラワーエッセンスをセルフケアのツールとしてシンプルで安全なものとして世に送り出しました。しかし花とエッセンスの関係については、おそらく意図的に、ほとんど何も残しませんでした。
FESがやった仕事の意義は、リサーチという科学的で開かれた手法や心理学的な要素を導入して、フラワーエッセンスというバッチ博士の遺産と、花(自然)との間に「橋を架ける」ことだったと思います。魂の言語と自然の言語との対応関係を明らかにし、そこに橋を架けること。直感と理論や知性の間に橋をかけること、それらを乖離させないで統合しようという地道で誠実な仕事だったと思います。
そのことによって、とくに二つの点でフラワーエッセンス療法の発展に大きく貢献したと思います。一つはフラワーエッセンスがある程度社会に受け入れられる土台を築いたこと、もう一つはアルケミーの背景に光を当てたことです。
もちろんその代わりに失われたものもありますが、フラワーエッセンスの種を社会に根付かせていくためには理論的な体系化は必要だと思います。それはもちろんフラワーエッセンスの表面的な顔にすぎないのですが。