『昔話の深層』「いばら姫」を読むZoom読書会

2024年2月5日

Zoom読書会(2)『昔話の深層』「いばら姫」を読む

『昔話の深層』「いばら姫」を読むZoom読書会

『こころの最終講義』以外にどうしても一度読書会で取り上げたい、皆さんと一緒に読んでみたいものがあり、もう一つ読書会を立ち上げます。それは、『昔話の深層』(河合隼雄)のなかの「いばら姫」の物語です。

河合隼雄先生は、この物語を第6章の「思春期に何が起きるか」で取り上げていらっしゃいます。この解説を読むと、物語に登場してくる存在が担っている意味について、あーそんなふうに見ることができるのかと腑に落ちるだけでなく、自分のなかで物語全体が生き始めるようにさえ感じます。個人的には夢のイメージに取り組む際にも非常に参考になりました。

第1章の「魂のおはなし」から始めて、心理療法家として人の心の深層に向き合ってこられた河合隼雄先生が、昔話をどんなふうに捉えているかを理解したうえで、第6章「思春期に何が起きるかーいばら姫」に進みたいと思います。

さらに、第6章を読み終わったときには、バッチがつくったフラワーエッセンス「ワイルドローズ」のテーマと「いばら姫」の物語の関連についても考えてみたいと思います。ジュリアン・バーナード氏は『バッチフラワーレメディー植物のかたちとはたらき』の中で、ワイルドローズについての考察を「いばら姫」の物語から始めています。物語を読み、解説を読み、共に考えて、いばら姫の物語とワイルドローズが語るものについての理解を深めることができればと思います。

よろしくお願いします。

昔話の深層

第1章
1.昔話には魂がこめられている
2.無意識の世界
3.昔話はどうしてできたか
4.「心の比較解剖学」

第6章
1.「眠り」と「目覚め」
2.変身をめぐって
3.「悪」の必要性
4.運命の重さ、軽さ
5.心理的成長のための試練
6.「時」は満ちる!

日程と内容

火曜午前読書会

第1回:1月23日(火)10時~11時
第1章:1.昔話には魂がこめられている、2.無意識の世界

第2回:1月30日(火)10時~11時
第1章:3.昔話はどうしてできたか、4.「心の比較解剖学」

第3回:2月6日(火)10時~11時
第6章:1.「眠り」と「目覚め」、2.変身をめぐって

第4回:2月13日(火)10時~11時
第6章:3.「悪」の必要性、4.運命の重さ、軽さ

第5回:2月20日(火)10時~11時
第6章:5.心理的成長のための試練、6.「時」は満ちる!

水曜夜読書会

第1回:1月24日(水)20時~21時
第1章:1.昔話には魂がこめられている、2.無意識の世界

第2回:1月31日(水)20時~21時
第1章:3.昔話はどうしてできたか、4.「心の比較解剖学」

第3回:2月7日(水)20時~21時
第6章:「眠り」と「目覚め」、変身をめぐって

第4回:2月14日(水)20時~21時
第6章:「悪」の必要性、運命の重さ、軽さ

第5回:2月21日(水)20時~21時
第6章:心理的成長のための試練、「時」は満ちる!

※日程と内容は、読書会の流れによって一部予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。

参加方法

オンライン(Zoom)での参加、または後日録音のアーカイブを聞く形(終了後数日でアクセス先をお知らせします。1か月間何度でも聞くことができます。)

読書会の形式

昔話の深層』(河合隼雄著、講談社)の第1章:「魂のおはなし」(p.17-p.39)と第6章:「思春期に何が起きるかーいばら姫」(p.144-p.166)を読みます。

参加者の方は書籍を入手して事前に一読し、印象に残ったところ、感銘を受けたところ、質問したいところ、一緒に考えてみたいところなどをピックアップしておいてください。

当日は高原が少しずつ読み進めながら、みなさんと感想や疑問を共有していきます。基本的に感じたことはそのまま尊重する場にしたいと思っています。

オンライン参加で聞いているだけもOKです。ビデオオフもOKです。参加の仕方は基本的に自由です。

参加費

第1回:1,500円(お試し:第2回以降を続けて参加されるかどうかは、第1回に参加して決めたい方)
第2回~第5回:6,000円

第1回~第5回:7,000円

※お申込み後1週間以内に参加費をお振込みください。

定員

各講座オンライン:10名(第2回以降)

申し込みフォーム

受付を締め切りました。

キャンセルについて

基本的にキャンセルはできません。オンラインでの参加ができなくなった場合は録音

Posted by takahara.daisuke