HSPやエンパス傾向の人が疲れてしまう理由と助けになるフラワーエッセンス

2024年6月5日

HSPやエンパス傾向の人が疲れてしまう理由と助けになるフラワーエッセンス

フラワーエッセンスに興味をもつ方のなかには
繊細で敏感な感覚を生まれ持っている方が多いかもしれません。
感受性が人一倍強かったり、
共感力が強かったりする人については、
近年「ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)」
「エンパス」といった概念も
用いられて注目を浴びています。

では、そういった人たちが、
なぜ疲れてしまうのか
どんなことが起こっていて消耗しやすいのか

また、そのような生きづらさを和らげ、
持って生まれた資質をいかすために何ができるのか

その助けとなるフラワーエッセンスは何か
ということを考えてみたいと思います。

HSPやエンパスの傾向のある人が疲れてしまう理由

HSPやエンパスの傾向のある人が疲れてしまう理由

HSPやエンパスの特徴がみられる方が疲れてしまう理由は、

結論から言ってしまうと、

エネルギーフィールドの共振のしやすさ

繊細さ

散らばりやすさ(ちょっといい表現が見当たりません)

にあります。

そもそも自分がHSPやエンパスに該当するのかどうか

ということがとても気になると思いますが、

診断名のようなものではなく、

自分を違った角度から移す鏡の一つくらいに考えて

この概念を利用するのがいいと思います。

というのは、HSPやエンパスの傾向のある人の共感力は

言い換えると我がこととして経験する能力

同一化する能力でもあります。

あまりにその概念にはまり込んでしまうと、

今度はその概念自体が自分自身を縛ってしまいます。

HSP,エンパスとは

ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)は、

1996年にエレイン・N・アーロン博士が

考案した心理学上の概念で、

生まれつきポジティブな刺激に対しても、

ネガティブな刺激に対しても

人よりも感受性が強く、

繊細で敏感な人のことです。

そうした人の中でも

とくに人の感情やエネルギーに共感しやすい人たちを

エンパスと考えても差し支えないかと思います。

どんなことがおこりやすいか

たとえば、

☑ たくさんの人の中にいると、とても疲れてしまう。

☑  周りのことを敏感に感じ取って消耗してしまう、自分以外の誰かに向けられたネガティブな感情や意図にも敏感に反応する。

☑ 「人からどう思われてるんだろう?」と気になってばかりいる。

☑ 相手を不快にさせないように気を使う、あるいは「不快にさせてしまったんじゃないだろうか?」と思い悩む。

☑  人から境界を越えて侵入されて自分のスペースを守るのが難しい。

☑  いつも自分が犠牲になっているように感じる。

☑  相手の言葉と隠れた意図の違いを感じ取って傷つく。

HSPやエンパスの傾向のある人のエネルギーフィールドと、疲れてしまう理由

HSPやエンパスの傾向がみられる方が疲れてしまう理由は、

エネルギーフィールドが繊細で

他者のエネルギーに共振したり、

散らばりやすい(ちょっといい表現が見当たりません)ため、

自分のエネルギーフィールドに

エネルギーを保持しておくことができず、

無意識のうちに外側にエネルギーを使って

消耗することにあります。

HSPやエンパスの傾向のある人の「境界」/エネルギーフィールド

人間は生体エネルギーフィールドを

もっていると言われています。

その人がもっている生命力の強さ、

感情の色合い、

独特の雰囲気などは

エネルギーフィールドの個性や状態と

相関がありますが、

特段「エネルギーフィールド」という表現を使わなくても、

誰でも日常的に

その人のまとっている空気みたいなものを

感じ取っていることは

了解いただけると思います。

私たちは身体以外に

そういうフィールドをもって生きている

と考えてみてください。

そうすると、自分と自分以外を分ける境界は皮膚ではなく、

もう少し広がりをもったスペースになります。

僕は満員電車はもちろん、込んでいる電車が嫌いで

相当に必要に迫られないと乗りませんが、

それが不快なのは

自分のエネルギーフィールドに

他人が入り込んでいることが

理由の1つだと思います。

そんなとき、共感力の強い人敏感な

意識に上っているかどうかは別にして、

自動的に他人の感情や思考や想像や妄想や…に

影響を受けてしまかもしれません

「境界」の外側に無意識にエネルギーを使う傾向

自分と自分以外のものとの「境界」というと、

バリヤーのような自分の周りの壁や

保護膜のようなイメージを抱きがちですが、

上の図のような「フィールド(場)」の方が

実際に近いと思います。

このようなフィールドを通して

私たちはエネルギーのやり取りをしているわけです。

HSPやエンパスの傾向のある人の

エネルギーフィールドは概して

繊細で透過性が高く安定しない傾向があります。

自分のエネルギーフィールドの外側で

何らかの刺激があると

意識はそちらに引っ張られて

エネルギーフィールドのなかに

エネルギーを保持しておくことができません。

知らず知らずのうちに

自分以外のことに

たくさんの心理的、感情的なエネルギーを

使ってしまいます。

このことは本人にとっては

当たり前でフツーのこととして、

ほとんど意識されることは

ないかもしれませんが、

そのことによって

自分自身のフィールドのエネルギーが

不足してしまうことになります。

これが疲れたり、消耗してしまう理由です。

HSPやエンパスの傾向のある人はエネルギーフィールドの充実と中心軸を目指す

では、どうすればいいか。

このような生まれ持ったエネルギーフィールドの質自体を

変えることは難しいと思います。

後で触れますが、

持って生まれた「共感力」は

消耗の原因であるだけでなく、

才能の1つでもあります。

できることは、

1.エネルギーフィールドを充実させる

良質の食事や睡眠や運動、

リズムのある生活など、

心理的感情的なこととは

一見関係ありませんが、

エネルギーフィールドの強さや安定度は

肉体的な支えなしには困難です。

ですから、肉体面からエネルギーフィールドを

充実させておくことが大事です。

(とはいうもののこれが

結構むずかしいと思います。

これをやる理由が自分の中の良いイメージと

しっかりつながることが大事だと思いますが、

このことについては改めて。)

※2と3はフラワーエッセンスを

使って取り組むことができます。

2.自動的に起こっている

「自分のエネルギーフィールドの

外側のことにエネルギーを使っている」ことを意識する。

自動的、無意識的に

起こっていることを意識的な経験にする

3.意識できるようになったら、

できるだけ自分のエネルギーを

境界の内側に留める。

意識が境界の外側に

向いていることに気づいたら

自分の中心軸に戻るようにして、

自分で他者のために

エネルギーを使うと決めたとき以外は

エネルギーを自分の内に保つように意識する。

ヤロウ(ヤロー)
ヤロウ(ヤロー)の蕾を真上から見たところ。 葉は非常に切れ込みが深く繊細(3回羽状複葉)でありながら、根は深く、茎は垂直軸のジェスチャーが顕著。

助けになるフラワーエッセンス:ヤロウ(ヤロー)

ヤロウ(ヤロー)のフラワーエッセンスは、

他者の痛みや苦しみなどを受け取りやすく、

それによって消耗したり

容易に傷ついたりしやすい人が、

繊細さを保ちながら

安定した境界をもつのを助けます。

もちろん、他にも助けになるエッセンスは

たくさんありますが、

エネルギーフィールドのあり方を

象徴的に表現している植物として

ここではあえてヤロウだけを取り上げています。

以下の記事「自己肯定感を高めるフラワーエッセンス」の「エネルギーフィールドの繊細さ、敏感さ ⇒ 意識を周囲から自分の中心に」の節も参考にしてください。

ヤロウ(ヤロー)が表現する境界のあり方

HSPやエンパスの人の生きづらさを和らげ、

持って生まれた資質をいかす助けとなる

フラワーエッセンスとして、

ヤロウ(ヤロー)のフラワーエッセンスを

挙げることができます。

日本ではセイヨウノコギリソウと呼ばれている植物です。

なぜ、ヤロウのフラワーエッセンスが

助けになるのかは、

ヤロウの植物の姿かたちを

観察するとよくわかります。

ヤロウという植物は

繊細さと、

しっかりした中心軸のある力強さを

併せもった植物で、

FESでは「境界」のテーマに取り組むときに

欠かせないフラワーエッセンスの1つです。

ここではヤロウの姿かたちについて

詳しく説明する余裕がありませんが、

ヤロウが表現しているのは、

「バリアー」や境界の壁を分厚くして

感じないようにすることではなくて、

内側にしっかりした中心軸のある、

まとまりのある強さによって、

繊細さを保ちながら

安定した境界をもつことです。

ヤロウのフラワーエッセンスは

私たちのエネルギーフィールドに

そのことを思い出させてくれます。

ヤロウ(ヤロー)の花序
ヤロウ(ヤロー)の花序

まとめ:自分の中心軸を意識し、自分のために使えるエネルギーを保持しよう

自分にとって当たり前のことは

なかなか意識に上ってこないものですが、

まず普段自分が自分以外のことに

どのようにエネルギーを使っているかを

意識してみましょう。

もし、自分が自分以外のことに

自動的にエネルギーを使う傾向があるとわかったら、

できるだけ自分のエネルギーを

境界の内側に留め

自分で他者のために

エネルギーを使うと決めたとき以外は

エネルギーを自分の内に保つことを

意識するのがいいと思います。

その際、ヤロウのフラワーエッセンスを使ったり、

植物のヤロウを観察したりすることは、

エネルギーフィールドのあり方を

生きたイメージとして

受け取ることを可能にしてくれます。

こうした取り組みの成果は

一朝一夕には形になりません

継続は力です。

続けていけば必ず自分の中に中心軸が育ってきて、

やがて「共感力」という自分の才能を

他者のためにいかすことができるときがきます。

それはきっと

HSPやエンパスの傾向のある人のたましいにとって、

生きる意味を与えてくれる

大きな喜びになると思います。

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