
チェリープラムは、ストレスで神経が張り詰めて、自制心を失ってしまうのではないか、自分がおかしくなってしまうのではないかという恐れを感じるときに助けになるフラワーエッセンスです。レスキューレメディ(ファイブフラワーフォーミュラ)にも含まれています。
このページでは、チェリープラムの性質とどんなときに使えるか、そしてミロバランスモモという植物としての姿を紹介します。
チェリープラムはどんなときに使える?
チェリープラムのフラワーエッセンスは、エドワード・バッチが亡くなる前年の1935年につくったセカンド19の中の一つで、その始まりとなったエッセンスです。
バッチは、チェリープラムを「恐れ」を経験しているときに助けになるカテゴリーに分類しています。
この植物を見出したとき、バッチは副鼻腔の炎症による激痛に苦しんでいたといわれています。
けれども「肉体的な外傷がレメディーの基準になることはなく、その苦痛に関連して抱いた感情、すなわち自制心を失う恐れや、正気をなくしてしまいそうな恐怖心が基準になりました」(*1)。
チェリープラムが助けになるのは、「ああ、これ以上何かあったら自制できないかも…無茶をしてしまうんじゃないか…」といった不安感です。
気持ちが高ぶったり混乱したりして、自分で自分をコントロールできないようなとき。
たとえばイライラして誰かに感情をぶつけてしまいそうなときなどに、不安を落ち着けて、自分の感情の葛藤に気づくのを助けます。
チェリープラムと共鳴する心

【チェリープラムが助けになる人の経験しやすい傾向やパターン】
・神経が張りつめていて、自制心を失うのではないかという恐れ。破壊的な衝動に駆られる。自分がコントロールできなくなるのではないか、破滅に向かっているのではないかという不安。
【パターンのなかに内在されている目覚めようとしている性質】
・心のバランスと落ち着きを回復し、起こってくることを信頼して受けとめることができるように助けます。
日常生活で使う
・コントロールできないような興奮状態のとき。
たとえば、事故や犯罪を目撃したとき、愛する人が亡くなったと聞いたり、怪我をしたと聞いたときなど。(通常レスキューの服用がすすめられる状態です。レスキューにはチェリープラムが含まれています。)
・自分で自分をコントロールできない状態のとき。
・不眠で眠れず、おかしくなりそうなとき。
・タバコ、アルコール、過食、爪を噛むなど、意志の力でやめることのできない習慣を打破したいとき。
植物としてのチェリープラム
チェリープラムの和名は、ミロバランスモモ。
バラ科サクラ属の落葉樹です(学名:Prunus cerasifera)。
日本では2月ごろ、冬芽がわずかに緑色を帯び始めます。
3月中旬、葉より先に白い花を開き、3月の終わりごろに満開を迎えます。
果実は4月から6月にかけてふくらんでいきます。
チェリープラムの冬芽(2月)
チェリープラム(ミロバランスモモ)の冬芽がわずかに緑色を帯びてきました。

チェリープラムの蕾


満開直前のチェリープラム

チェリープラムの葉

チェリープラムの果実



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参考文献
(*1)ジュリアン・バーナード 『バッチのフラワーレメディー植物のかたちとはたらき』 谷口みよ子訳 英国フラワーレメディー・プログラム 2013
・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳、BABジャパン、2003
・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936
・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990
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