チェリープラム

2022年4月27日

フラワーエッセンス・チェリープラム/Cherry Plum

フラワーエッセンス・チェリープラム

フラワーエッセンス・チェリープラムは、エドワード・バッチ医師が亡くなる前年の1935年につくった19のフラワーエッセンス(セカンドナインティーン)の中の1つです。それらはその年の3月~5月の5か月間の間につくったといわれていますが、その始まりがチェリープラムのフラワーエッセンスです。

チェリープラムのフラワーエッセンスはストレスで神経が張り詰めて、自制心を失ってしまうんじゃないか、自分がおかしくなってしまうんじゃないかという恐れを感じるときに助けになるエッセンスで、ファイブフラワー・フォーミュラ(レスキューレメディー)にも含まれています。

「ああ、これ以上何かあったら自制できないかも…無茶をしてしまうんじゃないか…」といった不安感です。気持ちが高ぶったり混乱したりして、自分で自分をコントロールできないようなとき、たとえばイライラして誰かに感情をぶつけてしまいそうなときなどに、不安を落ち着けて自分の感情の葛藤に気づくのを助けます。

この植物を発見したとき、エドワード・バッチ医師は副鼻腔の炎症による激痛に苦しんでいたといわれています。そして「多くの場合、副鼻腔炎は強烈なしつこい頭痛を伴います。けれども、肉体的な外傷がレメディーの基準になることはなく、その苦痛に関連して抱いた感情、すなわち自制心を失う恐れや、正気をなくしてしまいそうな恐怖心が基準になりました。」(*1)

フラワーエッセンス・チェリープラムの性質

・自分を超える高い力を信頼し、コントロールするのを手放して、無意識の葛藤に直面する勇気を目覚めさせてくれます。

【経験しやすいパターン】
・神経が張りつめていて、自制心を失うのではないかという恐れ。破壊的な衝動に駆られる。自分がコントロールできなくなるのではないか、破滅に向かっているのではないかという不安。

日常で使う

・コントロールできないような興奮状態(通常レスキューの服用をすすめられる状態。レスキューにはチェリープラムが含まれています)事故や犯罪を目撃したとき、愛する人が亡くなったと聞いたり、怪我をしたと聞いたときなど。

・自分で自分をコントロールできない状態のとき。

・不眠で眠れずおかしくなりそうなとき。

・タバコ、アルコール、過食、爪を噛むなど意志の力でやめることのできない習慣を打破したいとき。

植物としてのチェリープラムの特徴

フラワーエッセンス・チェリープラムの性質を理解するには、植物としてのチェリープラム(ミロバランスモモ)がどのような特徴をもっているかを理解することがとても大切です。

バラ科サクラ属 学名:Prunus cerasifera 和名:ミロバランスモモ

チェリープラムの冬芽(2月)

チェリープラム(ミロバランスモモ)の冬芽がわずかに緑色を帯びてきました。

チェリープラムの冬芽 (2015/2/10)
チェリープラムの冬芽 (2015/2/10)

チェリープラムの冬芽 (3月)

チェリープラムの冬芽(2015/3/15)
チェリープラムの冬芽(2015/3/15)

チェリープラムの蕾

チェリープラムの蕾 (2015/3/15)
チェリープラムの蕾 (2015/3/15)
チェリープラムの蕾 (2016/3/16)
チェリープラムの蕾 (2016/3/16)

チェリープラムの開花

チェリープラムの蕾(2/21)
チェリープラムの蕾(2/21)
チェリープラムの蕾 (3/16)
チェリープラムの蕾 (3/16)
チェリープラムの蕾 (3/16)
チェリープラムの蕾 (3/16)
チェリープラムの開花 (2016/3/16)
チェリープラムの開花 (2016/3/16)

満開直前のチェリープラム

満開直前のチェリープラム (2015/3/27)
満開直前のチェリープラム (2015/3/27)
満開直前のチェリープラム (2015/3/27)
満開直前のチェリープラム (2015/3/27)

チェリープラムの葉

チェリープラムの葉
チェリープラムの葉

チェリープラムの果実

チェリープラムの果実(2015/4/22)
チェリープラムの果実(2015/4/22)
チェリープラムの果実(2019/6/16)
チェリープラムの果実(2019/6/16)
チェリープラムの果実(2019/6/16)
チェリープラムの果実(2019/6/16)

チェリープラムの物語「光と影」

満開直前のチェリープラムの花の下で過ごした経験を通して。

晴れた日に満開のこの花の下にいると、「降り注ぐ光」という印象を受けます。幸せな気持ちになります。写真では伝えきれないくらいの光です。そして花と対照的なのが幹の黒。光と影という感じです。ジュリアン・バーナード氏は「チェリープラムはまさに光と闇のレメディ―です。」(*1)と書いていますが、植物の姿かたちがそれを表しています。そして、何よりその姿の美しいことに心を打たれました。その姿が僕の中に強烈に残りました。

もし、観察会を行っったことをきっかけにチェリープラムのフラワーエッセンスを服用したのですが、もし観察会を開催していなかったら、服用することはなかったかもしれないと思います。解説を読んでもとくに思い当たるようなことはないと思っていたので。

しかし、これがとんでもなくヒットしました。チェリープラムの観察会の後から服用し始めて1週間ほど経って、不安が襲ってきました。それまで後回しにしてきたことや保留にしてきたことが徐々に意識にのぼってきて、2週間目はかなりきつい状態になりました。ちょうどチェリープラムの枝が入り組んでいるように、自分の気持ちが入り組んでいっぱいいっぱいになるような感じでした。チェリープラムのあの降り注ぐ光に自分の中の影にも光があたったのかもしれません。

そのきつい時期に本当に支えになったのが、チェリープラムの花の美しい姿でした。そして2週間余りが過ぎたある日美しい鳥の夢を見て、翌朝なぜか「自分にやさしくしよう」と思ったのです。チェリープラムの服用期間を通して徐々に「美しさ」を自分の中心に置いていいんだと思うようになりました。完璧さや理想ではなく、「美しさ」がもっている強さや信頼をチェリープラムはその光によって教えてくれました。

そのままで美しい

そのままで美しい
何かがうまくいかないときに、ずっとこう考えてきた。

「自分に何が足りないんだろう」

「自分の何が問題なんだろう」

そうは考えたくないなと思っても、

気がつくと自分のできていないところを捜して言い訳を考えていたりする。

そんな自分が、美しさを自分の中心に置こうと思い始めたのは、

何度もチェリープラムに会いに行き、

チェリープラムのフラワーエッセンスを服用するなかで起こった。


先日、ほぼ満開のチェリープラムに会いに行ったときに思った。

美しい。

ただ、ただ、美しい。


去年の花が終わったころから何度も足を運んで、

季節ごとにずっと見てきたチェリープラムの木。

3月27日の午前中の2時間弱の時間、

チェリープラムはほぼ僕だけにその特別な姿を見せてくれた。

(その時間の間にその区画に入ってきたのは僕以外に2人だけでした。)

それはまったく偶然かもしれないが、

植物に何度も会いにいっていると時々そういうことが起こる。

カッコつけて言うと、植物がベールを脱いで秘密を自分にだけ明かしてくれるみたいなこと。


チェリープラムが僕に語ってくれたことは、

「美しいんだよ」ってこと。

そのままで、美しい。

いいときもあれば、わるいときもある。

春も来れば、冬もくる。

けれど、そのままで、美しい。

チェリープラムの動画

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参考文献

*1:ジュリアン・バーバード 『バッチのフラワーレメディー植物のかたちとはたらき』 谷口みよ子訳 英国フラワーレメディー・プログラム 2013

・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳、BABジャパン、2003

・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936

・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990

Posted by daisuke takahara