二つのワイルドローズのエッセンス

バッチ医師がフラワーエッセンスに選んだのはワイルドローズ(Rosa canina)ですが、カリフォルニにも近縁の野生のバラが生育していて、FESはそのバラ、カリフォルニアワイルドローズ(Rosa californica)からエッセンスをつくっています。

バッチのワイルドローズのエッセンスは、困難や試練があっても自分を麻痺させることなく人生を生きようとする意志やその喜びがテーマです。

それに対して、FESのカリフォルニアワイルドローズは、人間として他の生命と共にこの地球に生きること、自分の人生はもちろん、他の生命や地球との深いつながりを実感し、社会や他者とのつながりのなかで生きる意味を見出して、いきいきと自分を生きる情熱とその喜びがテーマです。

どちらもリスクから身を引いているときに…

どちらも、自分を生きることで経験するチャレンジや痛みから身を引いているとか、そのためどこかで自分を麻痺させているとか、自分の創造性を発揮して生きることをあきらめているといったところがあるときに助けになるエッセンスです。カリフォルニアワイルドローズの方がより社会や他者との関係のなかで心を通わせて生きること、そのなかで自分が生きる意味と喜びを見出していくことに関連しています。

カリフォルニアワイルドローズのフラワーエッセンス

シャスタで見つけた野生のバラ

今から14年ほど前、カリフォルニア州のシャスタ山の近くで偶然見つけたバラの花があります。僕はずっとこれがカリフォルニアワイルドローズなんじゃないかと思っているのですが、確証はありません。けど、よく似てます。6月半ばだったので、蕾も一つだけありましたが、ほとんどの花は咲き終わっていました。

 

カリフォルニアワイルドローズ?

カリフォルニアワイルドローズ?

花を比べてみると、色合いが違いますね。ワイルドローズは淡いピンクですが、カリフォルニアワイルドローズの方が濃い色をしています。

失望と孤独の中に眠っているもの

私たちは、現実の世界を生きていくなかで自分の心にとってもっとも大切だと感じるものが他者に理解されなかったり、打ちのめされたと感じるとき、失望と孤独を経験します。そうした経験が続くと、再びそれを表現しようとか、もう一度それを生きてみようと思えなくなり、あきらめてしまったり、麻痺させることでなんとか折り合いをつけている、なんてことがあるかもしれません。

目覚めるときを待つ私たちの中のいばら姫

もしも、そのような面があるとしたら、私たちの心のなかには、自分を生きることへの情熱と喜びが眠っています。困難やチャレンジを受け入れて、世界とのつながりのなかで自分の創造性を発揮して人生を生きようとする熱意はなくなってしまったわけではなくて、確かに私たちの内に存在していて目覚めるのを待っています。

いばら姫がいばらに守られて深い眠りにつき、時が満ちたときに王子の出現によって長い眠りから覚めたように、私たちの中のワイルドローズやカリフォルニアワイルドローズもまた、眠りから覚める日を待っているのかもしれません。

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