インディアンペイントブラッシュ(インデアンペイントブラシ/Indian Paintbrush)のフラワーエッセンス

インディアンペイントブラッシュ
自生地で撮影したインディアンペイントブラッシュ

心のなかにあるものを、形にしていく。それは絵や文章に限らず、誰もが自分のたましいの個性を出していくときの道すじです。

インディアンペイントブラッシュは、その過程に必要な生命力と、大地に根ざした創造性を助けてくれる花です。

目次

インディアンペイントブラッシュはどんなときに使える?

インディアンペイントブラッシュのフラワーエッセンスが助けになるのは、創造することに向かう力が続かないときです。

思いつきはあるのに形にならない。考えていることが抽象的なままで、手が動かない。作りはじめても途中で力尽きてしまう。

思い描くことと、それを形にすることでは、必要な力が違います。インディアンペイントブラッシュは、その2つをつなぎ、創造性に形をとらせることを助けます。

創作を仕事にしている人に限りません。形のないものに形を与える過程は、誰の生活のなかにもあります。

インディアンペイントブラッシュと共鳴する心

インディアンペイントブラッシュ

【インディアンペイントブラッシュが助けになる人の経験しやすい傾向やパターン】

創造的表現に活力が欠けていたり、抽象的過ぎる傾向。インスピレーションや創造活動を形にするのに必要な活力を維持できない。

【パターンのなかに内在されている目覚めようとしている性質】

生命力や大地の力に根ざした創造性。

FESは『フラワーエッセンス・レパートリー』のなかで、インディアンペイントブラッシュについて次のように述べています。

インディアンペイントブラッシュはまた、芸術表現が実質感を欠いたり物質世界や自然のプロセスとのつながりを欠くような場合に、芸術家やアーティストにとっての助けとなる。

『フラワーエッセンス・レパートリー』p.325

日常生活で使う

・作りたいものがあるのに、手をつけられないまま日が過ぎるとき。

・考えが頭のなかだけで大きくなって、形にならないとき。

・作りはじめたものを、途中で置いてしまうことが続くとき。

・創造活動に活力がついていかないとき。

植物としてのインディアンペイントブラッシュ

ハマウツボ科(旧ゴマノハグサ科)カスティレア属の多年草で、学名を Castilleja miniata といいます。

以下の写真は、2000年に米国ネバダ州で開催されたFES(Flower Essence Society)の集中研修のフィールドトリップ(標高2,800m級の山のハイキング・トレイルを散策しながらの植物観察)で撮影したインディアンペイントブラッシュです。

まさに、朱色から赤色の絵の具のついたブラシを立てた姿をイメージします。赤く染まるのは花を包む苞葉の部分です。

シエラネバダに咲くインディアンペイントブラッシュ
シエラネバダに咲くインディアンペイントブラッシュ
インディアンペイントブラッシュとマウンテンペニロイヤル
インディアンペイントブラッシュとマウンテンペニロイヤル

インディアンペイントブラッシュの伝説

以下はインディアンペイントブラッシュの伝説の要約です。(*1)

昔、平原を旅して暮らす先住民の部族に一人の少年がいました。

彼は部族の他の少年たちよりも小さかったので、馬にまたがり走って弓を射たり、レスリングをしたりする彼らについて行けませんでした。

リトル・ゴーファー(※gopher:ホリネズミ)と呼ばれたその少年は、幼いころから皮の切れ端や木片でおもちゃの戦士をつくったり、滑らかな石に木の実の汁で色を付けたりするのが大好きでした。部族の賢者のシャーマンは、お前の道は戦士になる他の者とは違うけれども、違った理由で名を遺すだろうと言いました。数年が過ぎ、部族の慣習で一人前の男になるために一人丘にでかけ、そこでドリームビジョンを見ます。

丸めた鹿革をもった若い乙女と、ブラシと絵具皿をもった長老が雲のなかから現れて、リトル・ゴーファーが戦士たちの偉業やシャーマンのビジョンを絵に描くようになること、夕暮れの空の色と同じほど純粋な絵を描くようになることを告げるビジョンでした。彼は次の日からブラシをつくり、さまざまな色の絵具をつくり始めました。動物の皮を集めました。彼は絵を描き始めました。しかし、ときどきブラシを置いて、戦士たちと一緒に馬に乗って出たくてしかたなくなりました。そんなときはドリームビジョンを思い出して、一緒に行くことはしませんでした。毎晩丘の頂上に出かけ、空を埋め尽くす色を見て、どうやってそれをつくればいいか理解しようとしました。彼は決してあきらめませんでした。すると、ある夜声を聞きます。次の日の夕方、鹿革をもって夕日の見える場所に行けば必要なものが見つかるという声です。

次の日の夕方、リトル・ゴーファーは鹿革をもって丘の頂上に行くと、周りの地面にはたくさんの絵の具のついたブラシがあり、彼はそれらを使って夕日の色を描くことができたのです。彼は人々のところへ絵をもっていきました。ブラシは丘の斜面に残したまま。次の朝、丘に残したブラシは大地に根付き、鮮やかな赤やオレンジや黄色の花になりました。その時から毎年春になると、丘には花が咲き乱れ、人々は踊り歌ってリトル・ゴーファーを讃えました。もはや彼をリトル・ゴーファーと呼ぶものはおらず、「地上に夕日をもたらした人」と呼ばれました。

リトル・ゴーファーは「戦士になる」という部族の価値観がふつうに評価する道とは違う、ある面では険しい、ある面では幸せな道を歩くことを、自分の見た夢のビジョンを信頼して決断し、決してあきらめないで歩き通しました。

まさに彼は、他の誰かではない自分自身になる道を歩いたということだと思います。彼が自分の世界の純粋さ、神聖さ(夕日の色)を人々と共有したときの喜びを思うと、心の深いところを動かされます。それはまさに、天にあるものを地上にもたらす、人生をかけた仕事です。

インディアンペイントブラッシュのフラワーエッセンスが私たちの心に思い出させてくれるのは、まさにこのことで、天にあるもの(内的な世界、形のない世界の神聖な何か)を地上に生き生きとした形でもたらすことです。大地の力に根差した、生き生きとした創造性です。

すべての人のなかのリトル・ゴーファーに祝福がありますように。

YouTubeで聞くことができます。(英語)

インディアンペイントブラッシュのフラワーエッセンスを使ってみる

FESのエッセンスは、国内のショップで扱いのあるものもありますが、種類が揃いにくいことがあります。Seeds of Angelica では、FESをはじめとした海外のフラワーエッセンスの個人輸入代行をしています。発送からお手元に届くまでの目安は2週間ほどです。


参考文献

パトリシア・カミンスキ、リチャード・キャッツ(王由衣訳)『フラワーエッセンス・レパートリー』BABジャパン 2001, p.325

*1 Tomie dePaola The Legend of the Indian Paintbrush Puffin Books 1996

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