日本に自生しているハニーサックルの仲間の植物
日本に自生しているハニーサックルの仲間
フラワーエッセンスがつくられるハニーサックル(Lonicera caprifolium)の仲間で日本に自生している代表的なものはスイカズラです。「ハニーサックル」という名前も、日本の「スイカズラ(吸い葛)」という名前もどちらも「蜜を吸う」行為に由来しているのは、興味深いですね。
ジャパニーズ・ハニーサックル
スイカズラ(学名Lonicera japonica)は5月下旬から花が咲き始めますが、近くに行っただけで濃厚で甘い香りがします。そのような香りのよさもあって、「ジャパニーズ・ハニーサックル」と呼ばれ19世紀初めに園芸植物としてヨーロッパや北米に渡りましたが、逃げ出したものが繁殖し今では厄介者扱いされているようです。(*1)
(写真をクリックすると拡大)
花のもつ内部空間
スイカズラも、ハニーサックルも、花の形の特徴の一つは花冠の根本が細長い筒状になっていて唇形をしていることですね。深い奥行きのある形、内部に空間をもった形をしています。
ハニーサックルのフラワーエッセンスは、意識が過去に留まったまま前に進めないようなときに、過去に使っていたエネルギーを今に向け直し創造的に使えるよう助けます。あくまで連想の域を出ませんが、花を観察していると、花の内部空間の奥にある蜜と、心の奥にしまわれた過去の記憶とがつながって感じられます。
—-
*1:松岡敏郎/山原修二 『京都の薬草百科』京都新聞社, 1986, p127
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません