セントーリとゲンチアンの共通点
どちらもリンドウ科の植物
セントーリ(セントーリー)とゲンチアンの共通点は、どちらもリンドウ科の植物だということですね。
近い関係にある植物は似ています。
じゃあ、フラワーエッセンスのテーマにも共通点がある?と考えるのは物凄く自然ですね。
それを調べてみましょう。
セントーリは「ノーと言えない人に」、
ゲンチアンは「ハッキリした理由があって落ち込んでいる人に」、
と表現されることがあるようですが、
この二つのエッセンスの共通点を植物の側から見てみましょう。
花の形の共通点
花の写真を見てみると、形が似ていますね。
セントーリの花を横から見ることはあまりないかもしれませんが、
横から見てみると、花の基部は花弁がくっついて筒状になっていて、
先端が5つに分かれているところは、リンドウの花の形と同じです。
![セントーリ](https://seedsofangelica.net/wp-content/uploads/2017/12/circle-centaurium_erythraea.png)
![日本に自生しているリンドウ](https://seedsofangelica.net/wp-content/uploads/Gentiana_scabra_var._buergeri_20191031_300.jpg)
二年生の植物
セントーリ(セントーリー)もゲンチアンもどちらも二年生の植物です。
二年生植物は発芽して一年目は花をつけずに冬を越して、
二年目の春や夏に開花して実をつけます。
セントーリやゲンチアンはロゼットで冬を越します。
ロゼットは、もともとはバラの花の形を表す言葉ですが、
植物の葉が地面に放射状に広がった状態を指します。
冬のタンポポの葉っぱのような感じです。
そして、次の年になって垂直に伸びる茎が成長して蕾をつけ花を咲かせます。
植物に垂直方向に伸びる力が表れるまでに少し時間がかかるところが特徴的です。
春に発芽して9月には2メートル前後まで成長して
花をつけるインパチェンスとは対照的です。
垂直方向に成長する力
垂直方向のジェスチャーは個人性の強さとの関連があると言われます。
セントーリは自分個人を主張することよりも、
相手の要求や期待に応えることを優先する傾向があるときに、
自分を主張する強さが目覚めるのを助けます。
ゲンチアンはちょっとした後退で自分を疑って落胆しやすい人の中の、
信頼し続ける強さが目覚めるのを助けます。
どちらのエッセンスにも、
セントーリは外的な関係を通して、
ゲンチアンは内的な(自分との)関係を通して、
個人性を強めるような作用を見ることができます。
植物の側からセントーリとゲンチアンを見ると、
「個人性」という共通のテーマを見ることができるのではないかと思います。
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