フラワーエッセンスの作用と植物観察
目の前の植物に意識を添わせる:スケッチ
目の前の植物の色や形を
丹念にたどったり、
主観や先入観を脇に置いて
目の前の植物に
意識を添わせたりするのに、
一番のお勧めは
スケッチすることです。
芸術性は関係ありません。
できるだけ忠実に
形や色を再現し(ようとし)てみることが大事です。
そうすると左脳は
ちょっと困った状況に陥ります。
たとえば、葉っぱを描いているとすると
「葉っぱだからこんなふうになっている」
と頭の中にある一般化したイメージ(先入観)を
出してくるのが左脳の仕事です。
そのとき意識は
葉っぱには届いていないですね。
そういう左脳のはたらきを
ひたすら受け流して、
葉っぱが空間をどう占めているか、
角度やカーブが「現にどうか」
ということに意識を向けて、
それを再現してみる(たどる)作業がスケッチです。
やがて左脳は悲鳴をあげ始め、
ちょっとしたイライラを感じたり、
やめてしまいたくなったりすることがあります。
ああやっぱり描くのは
得意じゃないなと感じたりします。
けれども、それは左脳の言葉なので、
そこでやめないで続けることが大事です。
ひたすら形のカーブや角度や、
周りの空間などを、
その形を生み出している
自然の力を感じながら
再現することを続けていくと、
上手くいけば
左脳の方が諦めて
意識のモードが変わります。
意識は目の前の葉っぱと
描いている紙の上の葉っぱとの間を
途切れなく、
ただ行ったり来たりするようになります。
自然の言語を通して対話する
それは、私たちが
植物と共有している「形」
という自然の言語を通して
対話する時間です!
そのようにして私たちは、
植物の形を生み出し
その変容の過程にはたらいている
自然(生命)の力とつながることができます。
季節を通して
その経験を重ねていけば、
誰でも植物の言葉を
受け取ることができます。
つながりが深まるにつれ、
私たちの心で熟成されて
「直観を通して」
言葉に翻訳されるときがくるかもしれません。
それがフラワーエッセンスが
心に語りかける言葉、
その植物の存在の「エッセンス」から
私たちに届く贈りもの
(フラワーエッセンスの作用)です。
読んでくださってありがとうございました。もし、この情報が何かのお役に立てたら、💚のボタンを押していただけるとうれしいです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません