ルーツを人と共有する体験…2023を振り返って

2023年12月29日

ルーツを人と共有する体験

ひとりの世界を半歩出る

2023年も残りわずかです。
改めてこの一年の皆さまのご支援に
こころから感謝申し上げます。

Seeds of Angelicaにとっての
2023年を振り返ってみると、
2回の集中研修と
ヒーリングキャラバンの流れが
大きかったなあと思います。

個人セッションや講座での手応えは、
この流れのと共にあるように思われます。

僕はずっと自分の世界のなかで
自分が大切に思うものを
フラワーエッセンスを通して
発信してきましたが、
今年は、自分の世界を半歩出て、
(まだ一歩には及ばないかも;汗)
あるいは自分の世界に他者を受け入れて
共にはたらくという経験ができました。

60を過ぎたおっさんが
いまさら「共にはたらく」もないだろう
って感じですが(笑)、
僕にとっては未だチャレンジというのが
正直なところです。

振り返ってみると、
自分が一番大事にしている領域で
他者と一緒にはたらくことができたのは、
人との距離が必要で
頑固でこだわりの強い人間にとって
かなりすごいことです(笑)

そして、それがなんと楽しいことか!
なんとうれしいことか!

根に養分を与える

「共にはたらく」楽しさとうれしさは
集中研修でも、
ヒーリングキャラバンでも、
経験していることですが、
ここでは集中研修のことを
書いてみたいと思います。
ちょっと個人的なことですが、
もしよければお付き合いください。

これまで何度も講座のなかで
自分の根に養分を与えよう!
と言ってきました。

それは、すでに自分の手のなかにあるものの、
自分では気づいていない価値
を発見しよう
という意味も含みます。

過去2回の研修で
生まれ育った里山の自然や植物たちが、
そして、そこでフラワーエッセンスをつくる経験が
私たちのこころの、どれほど深い領域に
語りかける力をもっているかを
再発見してきました。

けれども、3回目の今年の秋の研修では
いろいろな偶然が重なって、
価値の再発見がとてもプライベートな領域で
自分自身に起こりました。

何が起こったかというと、
サポートしてくれたスタッフの提案で、
生まれ育った家の庭に
参加者の方たちを迎え入れ、
一緒にバーベキューを楽しみ、
こんにゃくづくりの体験会を
母を講師?に行いました。

もし、自分だけで研修をやっていたら、
まず起こっていなかったことです。
共にはたらいたからこそ起こったことです。

そして、これは自分の根っこというか、
ルーツのルーツを人と共有する体験です。
もうこれ以上ないルーツ!(笑)

何がうれしかったかというと、
参加者の方々が僕のルーツで
そのままでいてくださったことでした。
楽しく自然に過ごしてくださったことでした。
思い出しただけでも
ちょっと胸が熱くなります。

そのとき改めて自分が
自分のルーツのある面を
受け入れ難かったのだ
ということがわかりました。

この経験自体が自分の根っこへの
何よりの栄養になりました。
僕にとっては
これまで触れることのできなかった領域で起こった
大きな癒しです。

主催者にそのようなことが
起こるということは、
そのような場が生まれていた
ということではないかと思っています。
起こそうとして起こせることではなく、
何らかの偶然によって起こる
天からのプレゼントのようなもの。

私たちにできるのは、
できる限り安全で安心で自由で、
自分のままでいられる場を
自然と協働してつくること。

改めて、
里山の自然、植物たち、
参加者の方たち、
サポートしてくれたスタッフたち、
里山で暮らす人々、
フラワーエッセンスに
感謝します。


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癒し

Posted by takahara.daisuke