アグリモニ ー(アグリモニー)
フラワーエッセンス・アグリモニーの性質
アグリモニーのフラワーエッセンスは、周囲の人たちとの間の緊張や不和にとても敏感なタイプの人が、不快なことや苦痛に感じることに目をつぶって、外的な活動にエネルギーを注ぐことで、うまくいっている状況をつくりだそうとするけれども、内面にはいつも心配や不安を抱えているようなときに助けになります。
・痛みや葛藤を正直に認められる内面の平安と喜び。
【経験しやすいパターン】
・感情的な痛みを避け快活さを装う。内面の苦痛を快活さや寛容さで覆い隠す傾向。
日常生活で使う
・正直でオープンなコミュニケーションができるように。
・本当の自分がさらされる恐れを元気な外見の背後に隠しているような人に。
・実際には明らかに問題があるときでも、すべてうまく行ってると思おうとする人に。
動物たちに
アグリモニーのフラワーエッセンスは感受性が鋭く、人がけんかしたり、言い争ったりするのを嫌がる動物や、明らかに痛みを感じているのに決して苦痛を訴えない動物に。あちらこちらへ歩き回って落ち着かない動物にも。
体験談や関連する記事
自分に一番響く経験をしたフラワーエッセンス「アグリモニー」- M.K さん
植物としてのアグリモニーの特徴
ヨーロッパ原産のバラ科の多年草で、成長すると1mほどになります。イギリスでの開花時期は6~8月で、花茎の周囲に、短い花柄をもった5~8mmの黄色い花をつけます。花弁は5枚。果実にはかぎ状の突起があり、人や動物にくっついて運ばれます。





アグリモニー(セイヨウキンミズヒキ)と日本のキンミズヒキ
日本に自生しているキンミズヒキの仲間で、身近にみられるものには、キンミズヒキとヒメキンミズヒキがあります。植物の印象は、アグリモニー(セイヨウキンミズヒキ)よりも、日本のキンミズヒキの方が繊細な印象を受けます。ヒメキンミズヒキはキンミズヒキよりも少し小ぶりで、花序の花がセイヨウキンミズヒキやキンミズヒキほど密集していません。ヒメキンミズヒキの垂直方向にまっすぐ伸びるジェスチャーは、キンミズヒキよりもセイヨウキンミズヒキの仕草に近い印象があります。




参考文献
・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳 BABジャパン、2003
・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990