ハニーサックル(Honeysuckle)のフラワーエッセンス

ハニーサックルの蕾
ハニーサックルの蕾

ハニーサックルのフラワーエッセンスは、大切な過去の経験を住みかにして変化に背を向けるのではなく、その経験のエッセンスを受け取って、今ここで生きられるように助けてくれます。
このページでは、ハニーサックルの性質とどんなときに使えるか、そして夕方に香りを強くするスイカズラという植物としての姿を紹介します。

目次

ハニーサックルはどんなときに使える?

ハニーサックルは、エドワード・バッチが1935年につくった19種「セカンド19」のひとつです。
バッチはハニーサックルを「いまへの関心の薄さ」というカテゴリーに分類し、こう書いています。

過去にとらわれている人に。おそらく、とても幸せだった時や、亡くなった親しい人の思い出に、また、かなえられなかった目標や大きな夢の中に生きています。過去に経験した以上の幸せを期待していない人です。

エドワード・バッチ/ジュリアン・バーナード編『エドワード・バッチ著作集』BABジャパン、62p

ハニーサックルのフラワーエッセンスが響く典型的なタイプは、気が付くと、今と比べてよかった過去のことばかり考えていたり、叶わなかった願いや夢に浸ったり、あの時ああしておけばこんなふうになったんじゃないかという考えにとらわれたり……。
そうやって意識が過去と、過去に関する世界に向けられるパターンがあります。

大切な人を亡くしてしまったり、大切な場所を離れたりすると、意識がそこに留まったまま前に進めないようなことは、ハニーサックルのタイプでなくても誰にでも起こりうることだと思います。

ホームシックになったり、年齢を重ねることを若さを失うこととイコールに考えすぎて受け入れがたく感じたりするようなときにも、ハニーサックルのフラワーエッセンスは、過去に向かっているエネルギーを今に向け直し、創造的に使えるよう助けます。
変化を受け入れて「今」を生きるのを助けます。

ハニーサックルと共鳴する心

【ハニーサックルが助けになる人の経験しやすい傾向やパターン】
・幸せに思える過去に思いをめぐらせたり、過ぎたことを後悔したりする。今を創造的に生きるよりも、「〜だったらよかったのに」という過去に住む。過去の記憶に感傷的に浸る。

【パターンのなかに内在されている目覚めようとしている性質】
・過去にエネルギーを注ぐのをやめて、今を創造的に生きる。

日常生活で使う

・過ぎ去った日の思い出にふけったり、過ぎたことを悔やんだりするときに。

・過去の思い出のなかに住んでいて、今を生きることが難しいときに。

・大切な人を亡くしたり、大切な場所を離れたりして、意識がそこに留まったまま前に進めないときに。

・子どもが独立して家を出たあとや、ホームシックのときに。

・年齢を重ねることを受け入れにくく感じるときに。

植物としてのハニーサックル

ハニーサックルは、スイカズラ科スイカズラ属の多年生の落葉低木です(学名:Lonicera caprifolium)。

日本語名の「スイカズラ」も、英語名のハニーサックル(Honeysuckle)も、どちらも「蜜を吸う」ことに由来する名前です。
花の近くに行っただけで、濃厚で甘い香りがします。

つる性で、葉は卵形の単葉で対生します。
花序に近い部分の葉は、2枚が1枚につながっていて、その中心を茎が突き抜けています。

開花期は6月〜7月。
花はラッパ形の花冠を持っていて、花弁の外側は赤色、内側は最初は白く、受粉すると黄色く変化していきます。
赤い果実には、わずかな毒性があります。

夕方に香りを強くする花

フラワーエッセンスがつくられるハニーサックルの花は、夕方に香りが一番強くなるようです。
ジュリアン・バーナードも、主に夜に開花すると書いています。

この様子が見られるのは、夕方の7時頃で、開花するのに2〜3分かかります。花は鮮やかな色をしているにもかかわらず、ハニーサックルは主に夜に咲き、甘い香りで受粉に必要な昆虫を誘い込みます。(*1)

ということは、主に夜に活動する蛾などの昆虫が受粉を助けていると考えられます。

香りは過去の経験の記憶と結びついていることがよくありますが、ハニーサックルの香りが昼間ではなく夜に強くなるのは、ハニーサックルのエッセンスが過去の記憶との無意識的なつながりにはたらきかけることに関連しているのかもしれません。

クレマティスとの違い

同じ「現在の状況に十分な関心を向けられない」カテゴリーに、クレマティスがあります。

クレマティスのタイプの場合は「こうなったらいいなぁ」といった夢のような未来(の空想)に意識が向けられる傾向があり、ハニーサックルのタイプの場合は「あのときはよかったなぁ」といった過去のことに向けられる傾向があります。

(→ クレマティスのフラワーエッセンス

体験談や関連する記事

ハニーサックルのフラワーエッセンスを使ってみる

ハニーサックルのフラワーエッセンスは、国内のショップでも、海外からの個人輸入でも入手できます。
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為替の状況によっては、少量のご注文の場合、国内で購入される方が安価なこともあります。(→ 個人輸入について詳しくは[こちら])

同じ「いまへの関心の薄さ」のカテゴリーのエッセンス

日本に自生する近縁種のスイカズラの写真

ハニーサックルの近縁種の、日本に自生するスイカズラの花
ハニーサックルの近縁種の、日本に自生するスイカズラの花


参考文献

(*1)ジュリアン・バーナード『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』谷口みよ子訳、英国フラワーレメディー・プログラム、2013、p.262
・ジュリアン・バーナード/マーティーン・バーナード『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳、BABジャパン、2003
・エドワード・バッチ(ジュリアン・バーナード編)『エドワード・バッチ著作集』BABジャパン
・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936
・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990


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