花はたましいの言葉を知っている

たましいにかかわること

たましいにかかわること

「癒し」を考えるとき
原因結果の追求で
解決できることと
解決できないことがあると思う。

トラウマにしても
インナーチャイルドにしても
原因結果で解決できること
(解決できたと思えること)と
それではできないことがある。

どんなに理由を説明できても
どんなに自分に起こったことが
理不尽かを証明できても
そのときの感情を感じても
それでは癒えないものがある。

因果関係で解決できないのは
それが「たましい」にかかわること
だからではないだろうか。

どうしたら
たましいの声を聞けるのだろう。

花はたましいの言葉を知っている

花はたましいの言葉を知っている

花に会いに行こう。
花はたましいの言葉を知っている。

けれども、日常の意識で
会いに行っても、
花の声はなかなか聞こえない。

花と同じ土に座り、
同じ風を感じ、
同じ鳥の声を聞き、
同じ光を受けて、
共に過ごしてみたらどうだろう。

そうすれば、
花がどんなふうに土とかかわり、
どんなふうに風を受け、
どんなふうに水を得て、
光を受け取っているか
わかるだろう。

花の細部にまで
意識を届けてつながってみよう。
指で触れて香りを嗅いで
葉や萼や花びらは
どんなふうになっているか。

同じ空の下に咲く
遠くの同じ花にも思いを馳せよう。

そうしていると、花の言葉に
満たされている自分に気づくだろう。
花は沈黙のうちに語りかけ、
たましいは花の言葉に満たされる。

花はたましいの言葉で
語ってくれるだろう。
その言葉を花から学ぼう。
その言葉が自分の存在全体に
しみわたって、
日常でも使えるくらいに。


春です。自然のなかへ出かけて
花と過ごしてみるのはとうでしょう。

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